2021年11月12日金曜日

SlayerExciterⅤ(パワーMOSFET)を作る

 

パワーMOSFETを使ったSlayerExciterを作った。これはその回路図。


ブレッドボード上に回路を組んで動作確認をする。

上のオシロ波形は、パワーMOSFET(IRFP460C)のゲート電圧波形。500kHz12Vの正弦波を与えている。
ブレッドボード上、パワーMOSFETの負荷に見立てた青色LEDが点灯している。パワーMOSFETがONできているので点灯している。

こちらは、同じ回路に900kHz,12Vを加えた場合のもので、
パワーMOSFETが十分にON出来ていないため、LEDがほんのりと色づく程度。
高い周波数だとパワーMOSFETが動作できないということが分かる。


試しに別のパワーMOSFET(2SK3234)でも確認してみる。

800kHz,12Vを入力したときのゲート波形で、
この石でもLEDがほとんど点灯できていない。

500kHz,12Vを加えると、
無事LEDが点灯する。

以上の結果から言えることは、パワーMOSFETを使った回路では、これまでに作ったコイルを駆動することができないということだ。バイポーラトランジスタ用に作ったコイルは、どれも1MHz以上で動作する。だから、パワーMOSFET用に新たなコイルを作る必要が出てきた。しかも、500kHzぐらいということだから、今までよりも大きなコイルになる。


ブレッドボードでの結果を踏まえ、パワーMOSFETのドライブ回路を製作した。

この画像では、パワーMOSFETにIRFP460Cを使っているが、最終的には2SK3234に交換した。



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