2021年11月27日土曜日

SlayerExciterⅥの調整

 直流安定化電源PAS40-9の出力電圧を12Vから徐々に上げていき、SlayerExciterⅥがどのように動くのかを確認した。



まずは、12Vで運転。1.5A程度流れているが、不安定でフラフラ動く。


二次コイルの先端部に、細くて小さな放電が出ている。

銅線を近づけてアークを出したところ。

電圧を上げていく。18Vぐらいから少し安定感を感じられる。
それまでブレまくってまともに観測できないでいた二次コイルの電流波形がオシロスコープで見れるようになった。(画面の上の波が二次コイルの電流波形)
先端の放電も少し大きくなり、不安定だった音も安定し少し静かになった。

恐らく、このMOSFETのドライブ回路は、18V以上で動かすのが正解のようである。

どんどん電圧を上げていく。

26Vあたりから、また音がうるさくなった。先端の放電が少しつぼみが開きだした花のようになった。


さらに上げていく。
30Vを超えたあたりからまた音が少し静かになった。

32Vの時点で、2.5A前後。電流も安定している。

先端の放電は、花が開いたようになった。


最後に40V。この直流安定化電源の最大電圧。電流は2.5A前後。入力電力は100Wを超えた。

先端の放電はさらに横へと広がろうとして下部から真横に何本かのびてきた。いったん静かになっていた音がまたうるさくなっている。
そして、この先端に使ったテストリードの黒いプラスチック部分が熱で少し溶け始めている。


目標だった出力アップは、70Wを十分にクリアしたのではないかと思う。

このテストは、一次コイルの高さは未調整のまま行った。
この次は、一次コイルの高さ、最適な場所を探してみようと思う。


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