2021年11月1日月曜日

カレントトランスをもう一つ追加で作成する

 2箇所同時に電流を測定できるように追加で製作。


手持ちのコアで、カーボニル T80 #2(赤)(22.3AT、0.25MHz〜10MHz)を使った。

ワイヤーは、φ0.65mmのエナメル線を使い、前回同様20回巻きとし、それにつける抵抗も20Ωとした。

電流は、22.3[AT]÷20=1.115[A]まで測定できる。これ以上の電流はコアの磁気飽和が起きるので実際よりも低い値になってしまう。


先に作成したCT(黄)の方がAT値が少し大きく、帯域がより高い周波数に対応しているのでCTの使う場所を工夫する。

例えば、一次コイル側は周波数が2.5MHz前後で動き、二次コイル側は27.12MHzで動作する。だから、一次コイル側は今回新たに作ったCT(赤)を用い、二次コイル側は前回作成したCT(黄)を使うという感じ。この場合は周波数帯域がカバーしているかどうかが大切な要素となる。



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