2019年3月21日木曜日

ニコラ・テスラの「完全技術」解説書

この本を読んで、ニコラ・テスラの考えていたことが少し理解できてきたように思う。


翻訳・解説して下さった、井口和基先生にはとても感謝です。

特に、最後の解説がとても良く、テスラのやっていることがズバリわかる。

最初の方を読むと、当時はまだ、ホルツ装置やウィムズハースト装置が使われている時代だったのだなと言うことや、それら静電起電機の作り出すスパークをテスラの実験と比較しているのだなとか、そう言う状況が分かってくる。現代の電子回路とは全く世界が違う。つまり、原点が違うので、現代の科学に慣れてしまっていると思わぬところで大切なことを見逃してしまう可能性がある。そう言うことを教えてくれる。

例えば、テスラコイルを作るのに、電子回路を駆使した方が良いと言う発想からアレンジしてしまった装置では、同じ現象が得られない可能性が出てくると言うことなど。

2年ほど前に、静電気の実験をいくつかやってきたが、これも決して無駄ではなかったと個人的に思った。

本物のテスラコイルだとか、スタインメッツのテスラコイルのことも書かれているので、機会があれば、実験してみたいと思う。