2011年6月26日日曜日

PIC-USBのデモ


友人からの依頼で、浄水器のインテリジェント化に協力することになった。

それで、USBが使えるとノートPCなどにデータを取り込めるから便利だよねという話になって、PICでUSBを使う方法について調べた。



秋月でPIC18F4550を使ったUSBマイコンボートという完成品が1100円で売っていたので、これを購入した。

以下のサイトを参考にさせてもらった。

YS電子工作ラボ
PICで遊ぶ電子工作

購入したマイコンボードにLEDやタクトSWなどいくつかの部品を追加して、上記サイトのデモボードとほぼ同じ構成にした。

そして、Microchipからサンプルプログラムをダウンロードして、すでにコンパイル済みのプログラムを動かす。

PICへの書き込みで電源を用意するなど、ちょっと手間取ったが、比較的簡単に動いた。


Basic DEMOを動かしてみたところ。








RO浄水器の水質を測定するTDSメーターというものがあるのだが、この後は、このTDSメーターを自作して、上記のPICで数値化して、ノートPCで表示するということをやってみる予定。

さて、いったいどうやることやら。

2011年6月25日土曜日

HF-SSTC一段目アンプ製作

HF-SSTCの一段目アンプの組み立てが終わった。

コンデンサを設計容量にできるだけ近づけるために、いろいろと組み合わせた結果、部品点数が多くなってしまった。






これは、一段目の出力側につける3dBのパッド。

安く上げるために、セメント抵抗を使った。本当は無誘導のチップ抵抗が良いのだけれど、無誘導は高価で、抵抗値も限られているため断念した。




こんな風につないで使う。









これは、終端抵抗。
テスト用に用意した。

ごらんのとおり、20W、50オームのセメント抵抗。





これで一通りのものはそろったので、次はテストを実施する。

2011年6月20日月曜日

CNCで基板を切削

前回、スピンドルが回転しないトラブルがあったので、いったんMach3からスピンドルを回転させることをやめて、手動で回転させるように戻した。

幸い、PWM基板のMOS-FETは壊れてなかったようだ。

また、Z軸の挙動も把握できた。

いくつかのチェックを終えて、いざ、切削開始。

数分後、切削は順調に終わった。

基板についていた、黒いトナーをスチールたわしで落とし、カットとドリルの穴あけを行った。

よく見ると、X軸方向に数ミリずれていた。切削開始前の原点がずれていたようだ。

Vカッターの0.4mmタイプで0.5ミリの深さ、スピンドル回転数1万RPMで削ったのだが、バリも出ておらず、初回の作品としては、よくできた方だと思う。


やっと、念願のプリント基板つくりができた。構想から約2年。ずいぶん時間がかかってしまった。

これで、止まっていた HF-SSTC 作りが進められる。

2011年6月18日土曜日

Galaxy S に機種変更


ドコモのFOMAからAndroidスマートフォンに乗り換えた。

Galaxy-S の白。

これはとても便利が良い!と思ったら、パケット量がものすごいことに。。。

1日使ったら、パケホーダイダブルのパケット上限まで一気に行ってしまった。

毎月の通信料金が1600円ほどだったものが、一気に8000円台に突入。これは痛い出費だ。

なんとかして、安くしたい。

お引越し

都内から埼玉に引っ越して、1ヶ月ほど経つ。

毎日、自転車で駅まで走っている。
最近、足が少し太くなったように思う。

刃物が折れた

せっかく購入したVカッターが、見事に折れてしまった。。。


スピンドルの回転をMach3からコントロールするようにした矢先の失敗。

基板をセットして、Gコードをロードして実行した直後に悲劇が起きた。
スピンドルが回転せずにステッピングモーターはぐんぐん動いて行く。

Z軸が降下して基板に刃物がグサッと刺さったまま台が動いて行き、あっさりとボキッと折れてしまった。

なぜスピンドルが回らなかったのか調査したところ、スピンドルのスイッチが入った瞬間に電源のヒューズがとんでいたということだった。本来なら、スピンドルの加速ステップが入るはずなのに、なぜか入らなかった。しばらく考え込んでいたが、原因がよくわからないまま。Mach3の設定ミスが一番怪しい。

それから、モーターのPWM基板のMOS-FETがかなり熱を持っていた。PWMの設計周波数が20kHzのところ、Mach3からは100Hz程度の信号しか出ていないので、これも問題。


シャンク径3.175mm の刃物用コレットスリーブ

先に購入したVカッターの径が3.175ミリである。

これをCNCに取り付けようとしたが、3ミリ、4ミリ、6ミリは可能だが、3.175ミリは取り付けできなかった。

それで、6ミリから3.175ミリに変換するスリーブが必要となった。

いろいろと探してみたが、なかなか見つからなかった。

まず、フォルムさんのところで見つけた。インナーコレット3種類セットで2000円。3ミリと4ミリは不要だが、仕方ないかなと考えて注文しかけた。そこで送料を見ると、びっくり、1000円!メール便で送れそうなものなのに、1000円は、ちょっときつい。

注文はあきらめて、ほかを探す。

さんざん探して、もうほかにフォルムさんよりも安いところはないのかもと思い、あきらめていた。
最悪は自作かなとも考えた。

そんなとき、ロックヒルさんの掲示板を見ていたら、コレットスリーブの話題を見つけた。
「シャンク径3.175mm の刃物を6mmのコレットで使うための コレットスリーブをアキラシステムさんから購入。」と書いてある。

これだ!と思って、アキラシステムさんへ行き、コレットスリーブを見つけた。1個1050円。送料は、84円だったので、即注文。


数日後に届いたのが画像のもの。

スリーブが輸送中に壊れないように、超硬ドリルの先の折れた物を入れてあった。商品購入時に頂いたメールには、削るなりして活用してくださいとあった。お心遣い、ありがたいです。なお、アキラシステムさんからすると、うちが一番近くの客らしいです。


そして、週末にCNCにこのコレットスリーブとVカッターをセットして、基板の切削に取り掛かった。

しかし・・・・事件がおきてしまった。

2011年6月6日月曜日

CNCのスピンドルをMach3から制御する

スピンドルの回転数表示と、ON/OFFをMach3から制御したいと思ったので調べてみた。

ロックヒルさんの「入門!旋盤・フライス・CNC 掲示板」に、回転数を表示するための情報が書いてあった。Indexという項目が回転数計測と関係があるようだ。

また、denryokuyasanのブログでは、スピンドルの回転数制御を行う方法がMach3の設定も含め詳しく書かれている。

これらを参考に、実験。

まずは、自作のタコメーターのセンサー出力を汎用入力15番ピンに入れてみた。スピンドルをまわすとMach3に回転数が表示された。

次に、スピンドル回転用のPWM出力を汎用出力14番ピンから取り出して、自作のDCモータPWM基板のフォトカプラ入力に入れてみた。Mach3からスピンドルのトグルを押下すると、スピンドルが回った。

意外と簡単にできてしまった。

もっと早く気がつけばよかった。

これで、タコメーターはセンサー以外不要になってしまったし、DCモーターPWM基板のPICコントローラー部分も不要になった。もったいないというか、無駄なものを作ったようにも思うが、これらを作る作業が下積みとしてあったから、Mach3に持っていくのがあっさりとできてしまったのだろうな。