2017年12月28日木曜日

青紫光レーザーモジュールを入手した

UV硬化3Dプリンター用のレーザーモジュール。波長は405nm、出力は800mW。これを使って実験する予定。
外部からのTTL信号(〜20kHz)でレーザー光のOn/Offができるようなので都合が良い。


合わせて、ゴーグルも購入。

2017年12月25日月曜日

グリーンレーザースパークギャップの実験

なんとなく予想はしていたけれど、このレーザーは出力が1mW以下のため、スパークをコントロールすることは出来なかった。

次は、もう少し出力の大きいレーザーで実験する予定。


2017年11月13日月曜日

レーザー励起スパークギャップ


レーザー光を使ったスパークギャップの製造途中。
主要パーツはほぼ出来上がった。
来週あたりに少し実験ができれば。。。

2017年11月11日土曜日

筒型フランクリンモーター(改)

以前製作した筒型フランクリンモーターの電極部分を変えてみた。
両極のアルミ板は効果があるのかどうかを確認するためだ。

アルミ板は無しにして、電極を細長くて先が細くなった形状のアルミ箔に変更した。

手で起動しなくても回転し始める。回転の加速度も最高速度も前とそれほど変わらなかった。手で回してやる必要がない分、こちらの方が良いかもしれない。

しかし、もっと力強く回ってくれないと、実用性がない。

2017年11月9日木曜日

スパークギャップ+レーザー光パルス

スパークギャップは、電圧が高くなった時に放電するが、それだと放電のタイミングが不定期になるので少し凝った装置を作ろうとすると厄介なことになる。

プラズマスイッチと呼ばれるものがある。文字通りプラズマを扱う装置のON/OFFに使われるもので、多種多様なものが考案されている。その中にレーザー光パルスをトリガーとしてスパークギャップの放電を行わせるタイプのスイッチがある。

今、これを自作できないかと検討している。

フランクリンモーターをいくつか作ってみたが、どうしても起動が遅いとかトルクが低いとかそういった要素がモーターとしての実用性を失わせている。どうすればいいかを考えていて、電極の正・負を切り替える必要があるだとか思いつきはするけれど、なかなか良い切り替え装置がないなぁーと考えが行き詰まる。
そんなところからレーザー光でスパークギャップを点火させることはできないかと調べてみたら、プラズマスイッチを発見した次第だ。

しかし、文献に登場するものの、安価に入手できるような品物でもなさそうだったので、自作してみるかと、安易に考えてみた、というのが経緯。

以前、ステンレスの半球でスパークギャップを作ったが、片側の半球の中からレーザー光が出て、もう片方の半球に届けば良さそうだ。

まずは、秋月電子で購入したレーザーモジュールでテストをしてみることにする。



2017年5月20日土曜日

筒型フランクリンモーター

今度は筒型のフランクリンモーターを作った。


直径80ミリのアクリルパイプを長さ100ミリにカットしたものを使った。
パイプ表面にはアルミ箔でセクターを上下2段に作成した。
パイプの上部で支持するようにして、ベアリングで軸に固定した。

通常のフランクリンモーターのような電極針にはせず、幅10ミリの短冊に切ったアルミ箔を巻いたものにして、パイプのセクターに接触するようにしてみた。それと、両極には80ミリx100ミリのアルミ板を立てて、ちょうど板がパイプを挟み込むような形にした。

アルミ板で挟み込んだのは、アルミ板とセクターの間に働く静電力を利用して回転力を増やすことができないかとの目論見だ。(しかし、この後アルミ板無しで実験を行ったが、効果は感じられなかった。)


通常のフランクリンモーターに使う電極針のような回転方向を決定するものがないので、初めは手で回す必要がある。ほんの少し動き出せば、どんどん速度が上がっていく。大きな回転体になると回りにくくなるのだが、その点はアルミ板で挟み込んだ効果は多少あるように思う。大きな回転体であり、しかもベアリングを使っているので回りにくいと思ったが、割合うまく回ってくれている。

渦巻き状の蝶々の口が伸びたり縮んだりするように、電極がセクターにくっついたり離れたりすることを考えていたのだが、思ったようには動いていない。しかし、接触しなくても電極としての機能は果たしている様子。接触させることにこだわる必要はなかったみたいだ。
つまり、普通の電極針でも同じように動くと思われる。

周りを暗くすると、セクターと電極との間で小さなスパークが頻繁に起きているのが確認できた。

両極のアルミ板がパイプに近づきすぎると、回転せずに止まってしまうこともあった。回転方向と反対向きにも電荷が流れてしまうのだろうか。あるいは、電極板同士がコンデンサーのような働きをしてしまって電荷の移動が失われるのだろうか。接触させているので摩擦がブレーキになったのかもしれない。

電荷の動きは流体のようでもあり、電極などの物体を包み込むオーラのような感じでもあり、不思議な動きをするものだなと思う。


2017年4月14日金曜日

原子のエネルギー的な断面構造を考える

前回、地球を3つのエネルギー特性で見ると3層構造になっていると説明し、その前には、物質の三相(気体・液体・固体)が3つのエネルギー的特質が現れていると説明した。

これらのことから、原子の構造についても地球の3層構造と同じなのではないかと推測する。
この宇宙が同じ構成物質から作られているなら、同じような形状・構造を取るということは十分考えられる。
すでに、原子モデルが土星をモデルに考えられている点からしても、このことは非常に親和性が高いだろう。

■固体の原子エネルギーモデル
固体の原子は、タマスエネルギーの特徴が顕著である。そして表面を覆っているサットヴァやラジャスの層は薄く、影響力も少なく性質はほとんど出てこない。

■液体の原子エネルギーモデル
液体の原子は、サットヴァエネルギーの特徴が顕著である。この時、タマスの影響は表に現れにくくなっている。そして表面を覆うラジャス層はまだエネルギーが不十分な為に薄く、影響力がない。

■気体の原子エネルギーモデル
気体の原子は、ラジャスエネルギーの特徴が顕著である。この時は、タマスやサットヴァの影響は影を潜めてしまう。エネルギーが三相のうちで最も高いため、原子の半径も大きくなっている。

従来の原子は、その大きさはエネルギー状態に関係なく一定で、エネルギー状態が高いほど激しく振動していると説明されてきたが、それだけではなく大きさそのものも膨らんでいるのではないだろうか。。。


2017年4月11日火曜日

地球の三層構造と3つのエネルギー

地球を3つのエネルギー的視点から検討してみる。
結論から先に述べると、絵のように3つのレイヤーに分解することができる。

一般的に地球と言えば、固体物質である陸地と海水部分を取り上げて考えてしまうが、視点を少し変えてみると、地表の周りを覆っている空気があり、上空部分では空気が薄くなって電離した状態になっていることがわかる。

■大地=タマス優位

陸と海の部分は、固体または液体であり、重たい物質の塊となっている。しかもその内部には微弱ながら磁気を持っている。地磁気を帯びた大地はまるで磁石と同じようである。このことからタマスエネルギーが優位とみることができる。
もちろん地球は自転しているので、回転運動だからサットヴァなのではないかとも言える。この場合は、地磁気は地殻のより地球中心部で生じているとみることもできそうだ。
どちらにしても、中心部分がタマス優位だと言える。

■大気=サットヴァ優位

大気の部分は、気体であり、固体部分の表面を完全に覆っている。地球の自転が大気にも影響し、大気は様々な動きをしている。大気のこの状態は、球体にまとわりついているとも表現できる。よってサットヴァエネルギー優位だと言える。

■電離層=ラジャス優位

大気のより外周部分は、中心から距離が離れれば離れるほどに空気が薄くなりプラズマ状態になっている。電離層とも呼ばれるこの領域は、宇宙から降り注がれる宇宙線から地表の生物を守ったり、FM波などの電波を反射するなどしている。そして主体が電気であるので、ラジャス優位と言える。

以上のように、地球という大きなスケールでも3つのエネルギーが相互に働きあうことで惑星を形成していることが認識できる。

ここから、いくつかの重要なヒントが得られる。
一つは、原子モデルの微細化・精密化の可能性で、もう一つは重力の解明と空飛ぶ円盤の原理理解だ。

実は私は、重力という未知の力は、サットヴァエネルギーが回転した際に生じさせる電磁波ポテンシャルだと考えている。それと、質量というものはサットヴァエネルギーが作り出した力をあたかも固体なのであると我々が誤認しているだけではないかと思うのである。

これらのことは、また別の機会に説明してみたい。


2017年4月7日金曜日

固体・液体・気体の変化と3つのエネルギー的見方

●物質の三態

水は与えられた熱量によって、氷(固体)・水(液体)・蒸気(気体)という形をとる。
これは物質が示す三つの状態である。
水以外の物質のほとんどはこの三態を取りうる。

固体は変形しにくい。それは原子同士が固く結びついているから。
液体は流動的で、容器に合わせて形が変わる。原子同士の結合が固体よりも弱い。
気体は形を持たず、拡散する。原子同士の結合がほとんどない。
ざっとこのような大きな違いがある。

●三グナ的な見方

さて、このことを三グナ的見方で紐解くとこのようになる。

全ての物質は三グナを根本として作られているという前提がある。よって、3つのエネルギー的性質が特定の条件下で必ず表に現れる。3つの中で最も優位になっているエネルギーの性質が顕著に現れるのだ。

●固体=タマス優位

まず、固体であるが、これは「タマスエネルギー」が優位となった状態とみることができる。タマスは、電磁気における磁気に相当し、磁気力は強力な力を有するが遠くまで力が及ぶことはないという特徴を持っている。このような性質が原子間に作用しているため、固体となった物質は非常に変形しにくい。原子間で作用している力が磁気力なのかどうかはまだ分かっていない。ここはタマスの特徴だけをポイントにしている。

●液体=サットヴァ優位

次に、液体。これは「サットヴァエネルギー」が優位となった状態だとみることができる。サットヴァは、絡みつき纏わりつくという特徴を持っている。液体のドロッとした粘性や、布や紙などに染み込むという状態は、この絡みつき纏わりつきそのものである。

●気体=ラジャス優位

最後に、気体。これは「ラジャスエネルギー」が優位となった状態だとみることができる。ラジャスは、電磁気における静電気に相当し、磁気のような強い力は有しない代わりに、力は逆二乗ではあるが遠くにまで及ぶ。そして素早く自由自在に動くことができる。


物質に内在しているエネルギーが高いか低いかによって、3つの状態が順番に現れる。
エネルギーとは、その物質の温度と周囲の圧力のトータルである。圧力が一定なら、温度が高いほどエネルギーが高いということになる。温度が一定なら、圧力が高いほどエネルギーが高い。(実験などのために、強力な圧力をかけて固体を作る場合もあるようですが、ここでは一般論として書きます。)

そして、エネルギーが低いときは固体となり、絵図の右側の水色の部分に当たる。
そこからエネルギーが高まってくると、絵図の左側へと状態が移っていく。
固体のエネルギーが高くなると、絵図のB点において相変化が起こる。水分子であれば、氷点と呼ばれる点である。ここを超えてエネルギーが高まると、固体は液体になる。
液体のエネルギーが高くなると、今度は絵図のA点へ移動する。ここは水分子の沸点に当たる。そして、液体から気体へと変化する。

そして、全ての物質は、この法則性の中に成り立っている。
一部には、昇華と言って、固体から気体に変化してしまうものも存在するが、それは3つの要素のうちサットヴァの要素が薄い・少ない物質で、絵図のA点とB点が非常に接近しているか、AとBが同じ点に重なっているからだろう。
同様に、エネルギーをどれだけ低くしても固体にならない物質は、タマスの要素が薄い・少ないために起こると思われる。
また、環境条件が異なると、3つの要素のいずれかが影響を受けて、表に現れてこない場合も考えられる。



2017年3月26日日曜日

「日本人のための世界史」を読んで

自分の全然知らなかった世界史に触れることができた。視点を変えると世界史がずいぶん変わるものである。

この本には、大東亜戦争で日本が植民地を解放したという話は一切出てこない。そういう日本贔屓の方にはつまらない内容かもしれない。淡々と出来事だけを並べるとこういう風になるのかもしれない。
でも、戦後教育の自虐史観とか負の影響が一切ないということで、これほど歴史が生き生きとしてくるという事実は面白い。

ただ、事実が明らかになるとその時代時代に生きてきた人間たちの繰り広げることが、色々と腹黒いなと感じる。武力による収奪や、政治的な裏取引、自分たちのために嘘をついて正当化するなどなど。日本も例外ではない。
そして、いつも弱者がひどい目に会うわけで、こういうことはいい加減やめてほしいとな願う。
だからこそ正しい歴史を学んで、そこからどうすればいいのかを考えるということはとても大切。
あと、最終章の「日本書紀」の枠組みにとらわれるなとの指摘は特に重要だと思った。地球視点で見ていきたい。

こんな風に世界史を説いてくれる宮脇先生のような方がいらっしゃる日本に生まれたことに感謝。


2017年3月24日金曜日

フリーエネルギーは先進波か

オーバーユニティ状態になった瞬間、そのエネルギーは先進波として周りの環境から流れて集まってくるのではないか、、、
ということが瞑想中に得られたのだが、これは今後時間をかけて調べていかなければならないことだと思う。

先進波は、物理では必要ないとの理由で簡単に切り捨てられている部分だ。切り捨てられているということは、普通に研究されていない感じ。ググってみたけれど、理論だけで工学的アプローチは見つけられず。

もしもオーバーユニティー現象が先進波であるなら、エネルギーを取り出すだけでなく、素粒子を使って過去や未来を覗き見ることぐらいはできそうだ。
今の日本は、北朝鮮や支那のミサイルに脅されているが、先進波の技術を使ってほんの少し先の未来予測が完璧になるならミサイルを100%迎撃できるようになる。そうしたらミサイルなんてものは全く使えない兵器となってしまうだろう。防衛装備庁もほんの少しの予算でもいいからやってくれないかな。

普通に設計された回路では、決まったエネルギーの動きしか許されていないわけで、それが急にどこからか湧き出してくるというのはとんでもない話である。
でも、先進波として空間から流入してくるということが認められたなら、とんでもないと思っていた思考が限定されたもので間違いだったとなるはずだ。

オーバーユニティーは、通常状態の許容範囲を逸脱した時に起こる。それは例えばスパークの瞬間のような急激な電荷移動だとか、パルス波でコイルを駆動した瞬間の急激な磁場変動だとかが原因で起こる。
通常は過渡状態として振る舞うのだが、それも限度を超えてしまったらサーキットが対応不能となる。サーキットの物理的な破壊が起こらない範囲であれば、足りないエネルギーをサーキットを覆っている空間から借りてくるしかない。とにかく火消しをしようとフィールドが作用する。これがオーバーユニティーと呼ばれる現象なのではないかと見ている。
それで、周りの空間といっても、サーキットの表面のごく一部ではエネルギーが足りない。その足りない時は空間がどんどん広がるので距離が遠くなり、今度は急場に時間的に間に合わない。光速だとしても時間がかかりすぎるだろう。だから先進波の登場となり、空間のかなり広いエリアから初めはごくわずかなエネルギーの波として現れ、最終的には中心部分でとても大きなエネルギーの波になり、フィールドのエネルギー的不均衡状態の火消しをする。

こんなところではないかな。


それで、この100年間ぐらい、電磁気の分野では限度を超えないことを強制されてきたように思う。限定的なエネルギーの利用しかやってないと思う。そういう研究は意図的に潰されるか軍事研究などコントロール下に置かれ秘密裏にやってきたフシがある。だから、真面目に世間一般の常識内で考える人たちが胡散臭いとか言うのだろう。中にはそういう研究を潰したいと思っている連中もいるだろう。
くだらない議論をする前に限界を超えた領域の研究を真面目にやってほしいと願う。


2017年3月23日木曜日

三グナの特徴

3つのエネルギーが三つ巴のような形でバランスを取り合っているイメージ。

3つのエネルギーに差があったとしても、3つのうちの1つだけとか2つという存在の仕方はない。原則的にどれかが完全に欠けているというのは、この3次元世界に存在できないことになるのでありえない。

色の三原色と同じで、3つのエネルギーに差があると、その3つの中のより強い要素が支配的な特徴として現れる。あるいは弱い要素が不足したものが特徴として現れる。

また、色の場合、明暗という要素があるように、エネルギーにも高低があると思われる。
気には正邪があるように、エネルギーの正邪という認識でもいいかも知れない。

この3つのエネルギーのひとかたまりが素粒子と呼ばれているのではないだろうか。
このような仕組みゆえに、素粒子に多様性が生じるのは自然なことのように感じる。

2017年3月18日土曜日

電磁波エネルギーも三つのグナで出来ている

最近分かってきたこととして、とりあえずメモしておこうと思う。

以前、空間は3種類の根源的エネルギーで出来ていると書いた。

3種類とは、ラジャス、タマス、サットヴァである。これらの特徴として、お互いに混ざり合うことはなく、それゆえにエネルギーのベクトル方向が互いに直角となっている。
この性質があるがゆえに、3次元空間が成立する。
だから広大な宇宙の広がりも、この3種類のエネルギーの存在こそが3次元空間を成り立たせていると思う。

そして、今回は電磁波エネルギーである。

それでは順番に説明していこう。

ラジャスとは、動性とか激性と言われる。エネルギーの特徴として、発散性、早い、軽快、破壊的、表面的といったものが挙げられる。
タマスとは、暗性とか鈍性と言われる。エネルギーの特徴として、遅い、重い、隠れる、内面的。
サットヴァとは、善性とか純性と言われる。エネルギーの特徴として、変幻自在、まとわりつく、絡みつくところ。
三グナにはこのような明確に異なった特徴が備わっている。

これらの要素全て明確に電磁気の中に見いだすことができる。ラジャスは静電気、タマスは磁気、サットヴァは、光、振動、熱、運動力がそれぞれ対応する。

静電気は、物と物をこすり合わせたりするとその物体の表面に簡単に発生し、火花スパークを生じさせ、絶縁破壊を起こす。だからラジャスエネルギーであると言える。

磁石など磁気を有するものは、フェライトやネオジウムなどの金属の中にあり、強い力を有しているものの、その磁気力は遠くには届かない。だからタマスエネルギーと言える。

さて、サットヴァとの対応なのだが、これがなかなか特定できなくて分かるまでに時間がかかってしまった。
まず、光だが、空間を移動している光は見ることができない。物質という相手にぶつかった時に初めて認識できる。しかし、ぶつかった時には、おそらく元のエネルギーとは同じものではなくなっている。つまり、量子論の観測問題と同じなのだ。しかし、これこそが善性、純性ではないだろうか。本性そのものは捉えられないが、対象を得ることで変化を観測することができその存在を知ることができる。
次の振動は、気体、液体、固体などの物質の中を伝搬するエネルギー。物質を動かしたり、伸縮させたりして密度を変化させる波のようなもの。そして、物質に干渉することで伝わるため、見方を少し変えるならこのエネルギーは物質にまとわりつきながら移動しているとみて取れる。また、まとわりついているがゆえにロスが生じる。このロスは対象にエネルギーを与えていることと同義である。
熱は、先の振動と同じだ。
運動力は、電磁誘導によって得られるもの。例えば、フレミングの右手・左手の法則によって知ることができる回転運動、あるいはローレンツ力などである。これらも、フレミングであれば円板が、ローレンツ力であればレールの上に置かれた導線など、対象物にまとわりつき運動エネルギーに変化していると言える。
以上のようにサットヴァは、対象となる物質や物体があって初めて認めることのできるエネルギーで、性質も対象によって現象が変わるのでとらえどころがないように見える。しかし、対象を明らかに変化させている。よって変幻自在と考える。

以上が、三グナと電磁波エネルギーとの対応。


さて、このように三グナとして電磁波エネルギーを見ることで、これまで理解できなかった電磁誘導現象などが説明できるようになる。

以前から、どうして磁石は強力な力を出し続けることができるのかが不思議でならなかった。でも、今までの視点が間違っていたのだと気付いた。
ファラデーの単極誘導(単極モーター)の現象がなぜ起きるのか。これについても答えを示せそうだ。
ベアリングモーターなるものが存在するが、これについても同様に答えが出せそうである。

今日はここまで。

2017年3月11日土曜日

新しいスパークギャップを作った

ディロッドの正確な電圧を測定したかったので、70mmステンレス製半球を使ってスパークギャップを作った。


片方の半球はスライダーで前後に移動できるようにして、ギャップ距離が分かりやすいように目盛りもつけた。

このタイプのスパークギャップは、球の半径までなら正確に測定できるようなので、0〜35mmを測定することができる。一般にギャップ長が1センチで約30kVということなので、105kVまで分かる。ギャップ長は最大50ミリまで広げることができるが、その場合の電圧は正確さに欠ける。

ディロッドとこのスパークギャップを接続してみた。
ギャップ長が10ミリの状態で運転。

時々スパークが発生しなくなり不安定なのだが原因不明。起電機のどこかで漏れているのか、ロッド上の接点に使った導電ゴムの調子が悪いのかもしれない。それでも、この10ミリが調子良い。

ギャップ長15ミリにしてみたが、さらに不安定になる。
ギャップ長20ミリでは全くスパークしなくなった。

以上から、このディロッド起電機の発生電圧は、定常運転で30kV、最大45kVということになるのかな?(定常電圧と最大電圧の厳密な測定方法がよくわかってないので。)

A・D ムーア氏オリジナルの放射状ディロッド・ジュニア起電機は定常運転でも60kV以上出るようなので、まだまだ改良の余地がありそうだ。


2017年3月8日水曜日

電流とは、電子の移動ではなく、導線の表面を移動するエネルギーのことである


なかなか良い記事を見つけたのでメモ。

松田卓也先生の「教科書の教えてくれない物理 第1回 電流のエネルギーは電線の外を伝わる」

電子の移動する速度は、直径1ミリの電線1Aの電流を流した場合に毎秒0.1mmだとか。
亀やカタツムリの歩みのように遅いのです。


電子を動かす電磁場のエネルギー 
電流が流れると、電線の周囲の空間には「電場」(電界)と「磁場」(磁界)※が発生します。教科書にも出ていることですが、これが電気の本質で、発生するのが電線の中ではないところがポイントです。磁場はともかく、電場については電線の中で発生していると誤解している人もたくさんいます(電線の中の電場は、電線の抵抗が小さい場合、非常に小さいのです)。この電場と磁場をかけあわせたもの、「電場×磁場」(ただし×はベクトル積)は「ポインティング・ベクトル」と呼ばれ、じつはこれが電流のエネルギー、厳密にいえば電磁場のエネルギーを運ぶ正体なのです。ポインティングベクトルは、くわしく計算すると、電線の外側に平行していることがわかっています。

電子がエネルギーに動かされているのですね。普通は電子が動くから電流が流れると教わるので発想が真逆です。そして、エネルギーが動いているので電流は光の速度で伝わると。

こういうこと、高校や大学でも教えてくれなかったと思う。アマチュア無線の講義でも出てこなかった。
教師の側からすれば、概念で教える方が簡単だからということでしょうけど、その手抜きをした結果が、世の中に事実と間違ったことを普及してしまい多くの問題を生じさせているんだと思う。
何事もまずは疑ってみなくてはなりません。

追記:
高周波の場合、表皮効果といって、導体の表面しか電流が流れないということは大学で習っていました。でも、高周波でのお話で終わっていたので、直流や低周波の電流は導体の中を均等に流れているものだと信じていたのです。このちょっとした違いのような出来事でも場合によっては深刻なミスにつながりかねませんから。

2017年2月11日土曜日

フランクリンモーターで補助電極を円板の両面に配置

6本アームをディスクの両面に配置して、ちょうど円板をはさみ込むようにした場合に回転がどのように変化するかを確認してみた。


ディスク裏面にも電荷が生じているのは確認していたのだが、劇的に効果が上がるほどではなかったようだ。

ただ、全く効果がないわけじゃなく、上下の電極ではさみ込む場合の位置関係で下部電極が多少前に出るぐらいで回すと、再集電して先端針から再放射する際の効率は多少上がっているように見えた。

上下で30度ずらして千鳥状態にすると、ほんの少しの回転を与えるだけで周り出すようになる。しかし、起動しやすくなる分、加速性も最高速度も極端に低下した。


2017年2月7日火曜日

フランクリンモーターの電極を6つにした

前作の中間電極アームは4本だったのだが、今度は6本に増やしてみた。

6本のうち、2本は通常のフランクリンモーターにもついている電荷放射針とする。先端部にビーズ玉がついているのがそれ。
残り4本が中間電極となる。全てL字型にして、針の部分はできるだけディスクの外周付近となるようにした。L字の針部とは反対側はディスク面に張り付いた電荷を集電しやすくするために銅メッシュにした。


前作よりも放射針をディスク面の外周近くに配置したこと、それと各電極と電極の間隔を均等に配置したことで、回転力の増加が見られた。

また、手で軽く起動させた後に、自力で回転し始めるまでの初動プロセスが早くなった。電極が60度間隔で配置されているので、起動も60度程度回ったら加速が始まる。ここから中間電極の効果が見て取れる。


2017年1月30日月曜日

フランクリンモーターに中間電極をつける

円板型のフランクリンモーターに中間電極を4本つけてみた。


4本ある腕の先にT字型の電極をつけて、ディスク面ギリギリに浮かしてある。

こちらは電極が見えるように裏返した状態の画像。

T字の上部横棒部分に当たるところには、銅メッシュを使い集電効果が上がるようにしてみた。

これを取り付けてみた感想は、増力感はあるものの、2倍、3倍という感じではなく、補助的なものという感じだった。


比較のために、電極部分を外してみた。

建てつけが悪かったのか、回転が継続できずに途中で止まってしまう状態だが、中間電極がある方が良いとわかる。

中間電極の角度を内向きや外向きなど変えてみたり、色々試みた。
そうしたところ、T字型の下部に当たる先端がディスクの周辺へいくほど力が強くなるので、次は電極をT字型からL字に変えてみたいと思う。

4本の電極を全てディロッド出力につないで、4極モーターのようにしてみたのだが、放射針が増えると極端に出力が低下してしまい、使い物にならなかった。2極モータータイプの放射針はプラス1本、マイナス1本、計2本が良いようである。

2017年1月25日水曜日

フランクリンモーターの増力

フランクリンモーターは円板でも回るが、円板の直径が大きくなると回りにくくなる。

想像するに、両電極間が広がりすぎると、電極から放出されて円板上に張り付いた電荷が自然消滅してしまい、電極と板上電荷の間に働く力が弱まるためだと思う。
板上電荷の作る力は、放出された電極との反発力だけでなく、反対極との引力も働いているのではないかと思う。

それでは、電極から電極に移動する間の電荷消滅を減らしてやれば、回りやすくなるのではないか。例えば、電極の間で円板すれすれに電線を配置すれば、見かけ上の電極間距離が短くなり、電荷の消滅も少なくなり、結果としてモータの回転力が増えるのではないだろうか。

そこで、早速簡単な実験を行なって見た。
画像のように、ペンチで電線の真ん中をつかみ電線の両端を円板の表面ギリギリに持っていく。すると、ゆっくり回転していた円板が少しずつ回転数が上がっていくことがわかった。

この結果を利用してもう少しフランクリンモーターを効率良く回るようにしてみたいと思う。

2017年1月11日水曜日

フランクリンモーター4

今度は、フランクリンモーターの針の部分を、櫛型に変えてみた。
これで回転力が大きくなるかどうか実験。



前の1本の時よりも櫛型の方が良く回るようになった。


フランクリンモーター3

アクリル板を円カットしてフランクリンモーターを作ってみた。

アクリル板を円形にカットするために、ミニルーターを利用。
ミニルーター支持ツールを3Dプリンターで出力。

アクリル板の中心を固定ボルトで留めて、ミニルーターでカットしながらアクリル板をグルグル回していく。

3Dプリンターで出力した部品と、アクリル円板。

組み立て完了。

実は、この縦型のままではフランクリンモーターとして回すことができなかった。
ベアリングの摩擦が大きく、重たくて回らないらしい。

バラして、アクリル板ローターを水平にして、2個あるベアリングを1個にした。

これでようやく回転するようになった。
ローターの直径が17cmあり、CDよりも大きいので、ゆっくりと回転している。
フランクリンモーターは、軸の摩擦抵抗にも注意が必要。

ベアリングの摩擦と書いたが、正確には3Dプリンターで出力したベアリング保持部分の仕上がりが悪くて、小さくて薄板で作られたベアリングに余計な力がかかって歪み、摩擦が増大しているということ。

この3Dプリンターは±0.1mm以上の誤差が出るので、最後の調整は手作業だ。

フランクリンモーター2

CDを使ったフランクリンモーターを回してみた。
円板状のものはあまり見かけないように思ったので。


中心にペットボトルのキャップをテープで止めただけのもの。CDの記録面の塗装は手を加えず残したままで、樹脂面に電極を近づけてみた。
アルミ箔などを貼り付けたりしなかったが問題なく回転した。

2017年1月9日月曜日

ハミルトン風車

ハミルトン風車を作ってみた。


アースに見立てた真鍮ボールの鎖を下の方に配置。



フランクリンモーター1

ペットボトルのキャップでフランクリンモーターを作ってみた。


まずは、無難に小さいものから。

よく回ります。