2017年2月11日土曜日

フランクリンモーターで補助電極を円板の両面に配置

6本アームをディスクの両面に配置して、ちょうど円板をはさみ込むようにした場合に回転がどのように変化するかを確認してみた。


ディスク裏面にも電荷が生じているのは確認していたのだが、劇的に効果が上がるほどではなかったようだ。

ただ、全く効果がないわけじゃなく、上下の電極ではさみ込む場合の位置関係で下部電極が多少前に出るぐらいで回すと、再集電して先端針から再放射する際の効率は多少上がっているように見えた。

上下で30度ずらして千鳥状態にすると、ほんの少しの回転を与えるだけで周り出すようになる。しかし、起動しやすくなる分、加速性も最高速度も極端に低下した。


2017年2月7日火曜日

フランクリンモーターの電極を6つにした

前作の中間電極アームは4本だったのだが、今度は6本に増やしてみた。

6本のうち、2本は通常のフランクリンモーターにもついている電荷放射針とする。先端部にビーズ玉がついているのがそれ。
残り4本が中間電極となる。全てL字型にして、針の部分はできるだけディスクの外周付近となるようにした。L字の針部とは反対側はディスク面に張り付いた電荷を集電しやすくするために銅メッシュにした。


前作よりも放射針をディスク面の外周近くに配置したこと、それと各電極と電極の間隔を均等に配置したことで、回転力の増加が見られた。

また、手で軽く起動させた後に、自力で回転し始めるまでの初動プロセスが早くなった。電極が60度間隔で配置されているので、起動も60度程度回ったら加速が始まる。ここから中間電極の効果が見て取れる。