2021年11月10日水曜日

テスラ4バッテリースイッチの電子スイッチ化を検討してみる

 テスラ4バッテリースイッチは、モーター回転式のスイッチ製作で納得のいくものが出来ず、ずっと放置していた。もうこれ以上作ることは無駄だからとあきらめていた。


心は無常だ。


時間が経ったのもあるだろうが、モーター回転スイッチに対するとらわれが無くなった。メカスイッチがダメなら、最後に電子スイッチも試しておこうと思えるようになった。


ずっと、メカスイッチでなければならないと観念的になっていた。メカであれば、火花が出る。この火花がフリーエネルギーには大切なのだと。


しかし、John Bediniは、トランジスタスイッチで同装置を完成させ、大勢の前で披露している。それが本当であれば、フリーエネルギーになるための要素は火花以外にもあるはず。

一般的に電子スイッチは壊れやすいので様々な保護回路を組み込んだり、安全領域で可動するように性能を絞り込んだりする。だから個人的には保護回路をつかったりすること当たり前の電子スイッチは、フリーエネルギーから遠いものという認識が強い。だからメカに強くこだわっていたのだ。

でも、これもひとつの観念でしかないし、実際に試してないのだから正しいとは言えない。


というわけで、もう一度関連資料をじっくりと読み直してみた。


気になっていたのが、バッテリーのスイッチング動作でトランジスタにかかる電圧が上がったり下がったりする。そのたびに電流の方向も変わる。どこを基準電圧にするか難しいなと思っていた。

これについては、出力段のトランジスタは、絶縁トランス経由で駆動させることで解決していた。全体的に思ったほど難しい回路でもなさそうだと思った。


ブレッドボード上に基本的な回路を組んでみて、動作確認。

手持ちのパワーMOSFETを使って、バッテリーのON/OFFをする。LEDを負荷に見立てて、オシレーターから矩形波を与える。


パワーMOSFETを駆動するのにどれぐらいのパワーが必要なのか。絶縁トランスの仕様は、何ワット?巻き数比は?

計算・実験・検討を繰り返すうちに、電子スイッチで動かすことができそうだと思えてきた。




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