2021年1月6日水曜日

CNC3018キットを購入した

 昨年の11月にCNCの組み立てキットを購入した。

3DプリンターだけでなくCNCもあれば出来ることが広がるので。

今からざっと10年前に、自作CNCをやっとの思いで作り上げたのが噓のようだ。
当時はホビー用の卓上CNCなんて20万円以上していたのに、今や3万円前後で売っている。世の中も随分変わったものだな。


宅配で届いた箱を開けて、数時間で組み立て完了した。
Y軸ステージやX軸まわりは出来上がっている状態だ。これらをねじ止めしたら本体部分は出来上がり。あとはリミットスイッチやそれらの配線と制御ボードを取り付けただけ。
組み立て方や試運転の方法まですべて動画で丁寧に説明されていた。

付属のV字カッターをコレットに装着してスピンドルを回してみた。そうしたら、なんと、刃先が2ミリほどブレている。

テスト用にサンプルとしてついていたGコードを実行してみたが、下絵のように、文字が潰れてしまって綺麗に出てこない。

これじゃあ使い物にならない。さすが中華製。外れを引いてしまったようだ。
原因はスプリングコレットのセンターがずれているのかもしれない。コレット自体のブレは無いようにみえたが、ひょっとしたらコレットの加工精度が悪いのかもしれないが。。

あと、スピンドルモーターの音もうるさいので利用するには防音BOXが必須だと思う。アクリル製BOXが用意されているが、効果があるのかどうか疑問に思うので、BOXは自作することにした。


後日談。。。

刃物の先端がぶれる問題は、コレットの精度が悪いものだとばかり思っていたが、私の早とちりだった。

コレット先端のナットにスプリングコレットをしっかりと差し込む必要があるのにそれを知らず、ただ何となくあわせてネジをしめていたのがブレの原因だった。

まったく無智だな。



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