2021年10月9日土曜日

RFコイルの製作(目標共振周波数:27.12MHz)~二次コイル

 二次コイルは、目標周波数の波長に対して、半分になるようにする。

λ/2となるワイヤー長は、11054.3÷2=5527.15㎜

二次コイルは一次コイルの内側に収める太さにするので、直径50㎜とした。

ここにワイヤーを5㎜ピッチで巻く。巻き数は35回で、コイルの長さは175㎜となる。


二次コイルはホビンの長さがあるので、塩ビパイプを芯として使ったものにした。

VP30塩ビパイプ(外径38㎜)の周囲に、円を3つにカットし、長手方向にさらに3分割した計9つのセグメントを3Dプリント。自在ブッシュ替わりの棒を保持できるようにしてある。塩ビパイプが芯になっているのでワイヤーは真っすぐになる。


自在ブッシュ代わりの5㎜ピッチ溝付き棒とワイヤーをボンドで止める。
ボンドが乾いたらコイルからホビンを取り除く。塩ビパイプを抜き出した後、セグメントをばらばらにしてコイルの内側から撤去する。

二次コイル完成。

コイルのインダクタンスは、16.55uH。


ちなみに、この二次コイルは、もう一つ同じものをつくる予定。


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