2016年4月17日日曜日

パルス型モーターの製作

テネモスモーターを作って、静電気が発生していた事実をつきとめようと思う。

それで、手持ちの部品で素早くできないものかと検討してみたところ、アダムスモーターあるいはBedeniモーターのようなものであれば作れそうだ、ということになった。

アダムス(Bedeni)モーターとテネモスモーターの共通点は、基本は直流モーターであることなのだが、一般的なモーターと唯一違うのがコイルの励磁方法だ。

一般的な直流モーターは、ずっとコイルに電流を流し続ける。磁石の極性が変わるたびにコイル電流を逆転させる。逆転させるためのスイッチは、軸につけたブラシで行うか、電子回路で行うかなどいくつか方法が存在する。

一方、アダムスモーターやテネモスモーターにおいては、回転子側の磁石がコイルに近づいたときだけ電流をながしてコイルを励磁する方法になっている。コイル電流を通常はOFFしておいて、一瞬だけ電流を流すのでパルスモーターに分類されることもあるようだ。だから、ここではパルスモーターと表現することにする。
そして、特筆すべきは、アダムスモーターもBedeniモーターもテネモスモーターもフリーエネルギーの研究対象となっていて、非常に効率が良いということだ。

外見上、マグネットとコイルの位置関係が異なることや、
スイッチ回路に一方はトランジスタ、もう一方はリレーを使っていること、
出力の取り出しには逆起電力を利用すること、
テネモスモーターは入力電流がほとんど0になる点や呼吸するモーターとうたっているなど
特徴の違いなどある。
しかし、個人的には本質的に同じだと考えている。



SQM装置実験のために作ったEXコイル(φ1ミリワイヤー、110回巻)2個と
以前にUFOモーターの実験でつくった直径170ミリのアルミ円板、活性水用に購入したネオジウム磁石(25*20*5)2個、パワーMOS-FET IRFP460C(500V 20A)、リードSWなどでモーターを作った。

このコイルは、1つが0.25Ωしかない、いわゆる電流をたくさん流して高速回転させるタイプのDCモーター用と同じ。アダムスさんの製作記事には、コイルは巻数を多くするようにと書かれているようだが、それと相反することは押さえておかねばならないポイントだ。

では、いよいよ実験開始。


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