2016年4月1日金曜日

発想の転換とかブレークスルー、いや、昔から電球が点灯することだった

2ヶ月ほどの間、いろんなコイルを作って実験を繰り返したが、成果は得られずにおわった。

一体型で振動を抑えてみた。
PWコイルの巻き数をいろいろ変えた。
等方性フェライト磁石で確認。PWを上下2分割して、PW・EXコイルの巻き数が同じもの。鉄心の有無。


いろいろ作って、思い返したら、同じことをぐるぐる繰り返していることに気がついた。


  • コイルとコイルの同調がポイントなのか
  • コイルの磁力が強くないと駄目なのか
  • 振動が問題なのか
  • PWコイルは上下分割でなければ駄目じゃないか
  • バリウムフェライト磁石が必須じゃないか


さすがに、バリウムフェライト磁石を特注することは無かったのだけれど。


そんなことがあって、実験からすこし離れて、何か目新しいヒントになるようなことが上から降りてこないものかと、気持ちブラブラしていた。


そうして数日後、降りてきたかも。




数年前に見学にいったテネモスのモーターのことが浮かんできた。


テネモスモーターは、動画にもあるように初めは1A以上も電流が流れているのに、時間とともにゆっくりと電流が下がっていき、0Aぐらいになって安定する。
このコイルの消費電流がほとんどなくなるということが、このモーターの最大の特徴だ。
呼吸するモーターとも呼ばれていて、エネルギーの吸収がおきているとの説明も聞いた覚えがある。

このモーターを見学していたときに、ある人が回転している円板のそばに手を近づけて、静電気がすごいよと教えてくれたのだった。
その当時は、あまり気にしていなかったのだけど、これは大きなヒントかもしれない。

「静電気」の存在。


SQM/VTAにおいても入力電流が数μAになるということが資料に書いてあった。
ここ数ヶ月間、自作コイルでこの入力電力が減少する状態をどうしても確認したくて頑張ってきた訳だが、単にコイルと磁石の組み合わせだけで生じるものではないとの疑いが濃くなってきた。それで行き詰っていた訳だが、ひとつ進展しそうである。


つまり、一方は回転モーターで一方は静止型コイルという形の違いはあるものの、動作中は入力電力が極端に減少するという共通点があるのだ。

SQM/VTAでは、静電気に関する記述は見かけなかったが、誰も気がつかなかった可能性もあるだろう。

また、グレイモーターとか、こういうフリーエネルギー装置には、スパークだとか発光現象だとかつきもの。
これらも静電気が関与しているのではないか。。。



SQM/VTAに使われたバリウムフェライト磁石だが、酸化鉄に添加されるバリウムが特殊な作用を起こしているように思う。
チタン酸バリウムというセラミックは、強誘電体として有名なのだが、ひょっとしたら、誘電作用が磁石の中でおきているのではなかろうか?
そして、コンデンサーのように静電気を集めて、溜まった静電気がコイルのつくる磁界と相互作用をおこして、不思議な現象が起きている。。。のではないか?


これは実験してみるしかない。




余談だけど、子供の頃アニメや漫画をみていたら、なにか思いついたときには必ず白熱電球が点灯する様子が描かれていたけど、あれは白熱電球を発明したエジソンと関係があるのかな?


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