2011年12月3日土曜日

テスラコイル本体の作り直しを検討

E級アンプがほぼ出来上がった感じなのだが、出力が20分の1程度しか出ていない。

原因は、アンプとコイルのマッチングが取れていないことにありそうだ。アンプの設計上の負荷抵抗は16Ωなのだが、5MHz時のコイルのインピーダンスが16Ωよりもずっと高いように思う。


テスラコイル部分をスペアナで調べてみたが、7MHz付近が一番インピーダンスが低くなるみたいだ。
画像の中央左寄り7MHz部分でピーク(山)になっている。すぐ右隣9MHz付近の山は2次側コイルが作り出したもののようだ。5MHzは谷の部分に当たるので、インピーダンスが非常に高いことが読み取れる。ちなみに4MHz付近の山は、スペアナに使われているPICの出すもののようだから、これは無視。

二次側コイルのタップを切り替えてみても、この7MHzのピークは動かないので、一次側コイルのインピーダンスが影響しているように思われる。

いろいろと測定している途中で、タップ用に引き出した配線と一次側の配線が接触し、そこから発火するということが起きてしまった。
 よく考えてみると、タップ用の配線間で100Vぐらいの電位差があり、一次側コイルとタップの間では、1KVぐらいの電位差がある。ということは、配線の許容電圧は軽く超えてしまっているので発火することは容易だ。タップを作ることは、再考せねばならない。


スペアナで確認しながらコイルを巻きなおしてみようと思う。
それで駄目なら、テスラコイルを作り直すことも検討してみたい。


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