2011年11月23日水曜日

DC電源を改造したら

以前に実験用として製作した電源を使って調整を始めたのだが、電圧の低下と電流の増大が著しかった。
この電源装置は、電源電圧を高くすることを目的に、半波整流回路にしていた。
しかし、当初の予定と違ってきたため、全波整流回路に改造した。

改造を行った結果、電源電圧は安定し、電流もそれほど流れなくなった。

画像の右側メーターが、アンプへの供給側電圧を示している。左側メーターが整流回路への入力電流を示している。

また、電源が安定したために、出力段アンプのドレイン波形もきれいになった。電源が不安定だったために、波形がゴースト状に乱れていたのだった。アンプ側の調整は行っていないが、ご覧のとおり。

 理想的なE級アンプの波形にかなり近づいた。
長時間の運転は行っていないが、MOSFETの発熱は感じられない。

このあと、コンデンサ容量を若干変えてみたりして、状態がよければ電源電圧を63Vから最終的に140Vへと上げて試運転だ。


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