2010年2月14日日曜日

スイスのリンデン村、メテルニッサのテスタティカ誘導起電機と人類

とあるフリーエネルギーMLで以下のサイトが紹介されていた。

メテルニッサ フリー・エネルギーと霊的価値観で運営されるコミュニティー

これを読んで、すごく興味深いなと感じた。

フリーエネルギーと呼ぶと、物理学などをよくご存知のお偉い方々から笑われるそうなので、稼動効率(Coefficient of Performance──略してCOP)が100%を超える装置と呼ぶのがよいそうだ。だが表現しずらいのでここではあえてFE(フリーエネルギーの略)を使うことにする。

さて、このメテルニッサという名前のキリスト教を根本にしたコミュニティのなかで、実際に使われているテスタティカ誘導起電機(M-Lコンバーターとも呼ばれるようだ。)は、ウイムスハースト静電発電機と同じ原理で動くらしい。

稼動中のフリーエネルギー発電機M-Lコンバーター
スイスM-Lコンバーター回路図
これでM-Lコンバーターの謎が解ける

それで、どこが興味深いのかというと、最後の部分。

しかし、メテルニッサに生活し、働いている人々は信じています・・・メテルニッサの外部で開発されたプロトタイプに、うまく作動するものは、恐らくはない であろう。オリジナルのテスタティカが開発されたときと同様、霊的側面に注意が向けられない限り・・・
これについて、ある技術者は、リンデン村の環境が非常に乾燥した場所だからとか、そういう理由をいうのだろうが、私は、彼らのこの信じている部分が非常に共感し、面白いと感じたのだ。

FEといわれるものは、この地球上に400以上あると、ある研究者がおっしゃっている。でも、そのひとつとして実用化されたものはない。その原因は、既存の権益がそがれることを嫌がる裏の組織などが妨害していて、研究者が失踪していることなどをあげる人もいるが、私は少し違った見方をしている。

それは、端的に話すと、研究者自身が研究の成果によって、名声、地位、名誉、あるいは富を得たいという欲望が強すぎるがゆえに、神々からこの恩恵に満ちたものを与えられないからだと思っている。ようするに、自己の私利私欲を捨て、人類の利益のために作るんだという崇高な理念、精神性がない限り、この成功はありえない。そして、FEの恩恵を受ける側である、地球人類も精神性の向上、すなわち欲望が今以上に減少しない限り無理なのだと断言したい。

こんな逸話がある。
大昔、アトランティスという大陸があり、そこでは高度な精神性を持った人類が繁栄した都市を形成していた。その社会ではエネルギーを空間から取り出す装置があり、皆、その恩恵を受けていた。しかし、文明の後期になると、人々の心はすさみ、欲望がどんどん大きくなり、その空間からエネルギーを取り出す装置を独り占めしようとたくらむ者が増えてきた。そのものたちは、互いに競い合い、最後には戦争を起こし、核兵器まで使われた。このため最後には火山の大噴火とともに大陸すべてが海中に没してしまった。

今の世の中はどうだろうか。富の奪い合いが公然と行われてはいないだろうか。自己の利権を守ろうとあくせくと生きている人たちはいないだろうか。

餓鬼の世界は、食べ物が少なく、食べ物があったとしても、多くの魂がそれらを独り占めしようと奪い合い、殺し合いなどが行われるといわれる。
また、動物の世界は、弱肉強食であり、強いものは弱いものを殺すことを当たり前のようにしている。
これらの人間の世界よりも低い世界の慣わしが、この地球上にはないものだろうかと見渡すと、まさに富の奪い合い、弱者を見殺しにする、そういう出来事ばかりが目立つ。
このような精神性の低い状態で、はたして人類にFEが与えられるのだろうか?

少しずつ、変わってきているといえなくもないが、まだまだビジネスという名の下、金融商品の取引が国レベルで当たり前のように取引され、貴重な資源が富を所有するものたちに集中している。嘆かわしい。

早くこの世の中が変わってほしいと願うばかりだ。

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