2010年2月1日月曜日

三相信号発信器のLPF変更

CR型のローパスフィルターの定数を変更した。

以前は、10MHzをカットオフ周波数にしていたのだが、これだとSin波にならなかった。FPGAの周波数が50MHzなので、周波数の差が5倍程度。これではD/A変換にならない。

それで、今回はパルスと出力の比が1:100以上の差をつけるため、カットオフを360kHzまで落としてみた。
結果、パルス密度変調(PDM)の効果がはっきりと出た。

まずは、100kHz。
きれいな波形が出ている。
例によって、3つめの波形の振幅が小さいが、オシロスコープと手持ちのプローブの関係でこうなっているだけで、実際は同じ振幅で出力されている。




200kHz。








400kHz。
多少、出力レベルが下がったかな。

それで、これ以上周波数をあげていくとどんどんレベルが下がる。





オシロスコープとプローブの組み合わせをいろいろ変えてみて、見た目の振幅を同じぐらいに設定し、3波を重ね合わせてみた。
プローブの癖がでているらしく、きれいに振幅がそろわない。






周期を変えて、波形を横に拡大してみた。
よく見ると、ギザギザが残っているのがわかる。
実際はこのギザギザが左から右へ移動していた。






テスラコイルの信号源に使うのであれば、この程度の周波数で十分だろう。
これにて完了。

0 件のコメント:

コメントを投稿