2015年12月22日火曜日

物質のみならず、空間すらも3種類のエネルギーでつくられている

ヨーガ、あるいはベーダだったと思うけど、3種類のエネルギーが定義されていて、それがあらゆるものを作っているという話があって、それが、空間にも当てはまるんじゃないかというお話。

3種類とは、
・ラジャス
・タマス
・サットヴァ
で、それぞれ相容れない特徴がある。

ところで、昔、理科の時間に、ファラデーの右手と左手の法則を学んだのだが、そのときに何で3つは直角になっていて、絶対交差することはないのだろうと疑問に思ったものだった。

ファラデーの場合、磁界と電流と物体(の動き)の3つが全く相容れないため、空間的にXYZ軸で定義される3次元のどれかに該当する。個人的には偶然の一致だとはとても思えない。

上記の2つ、つまり、3種類のエネルギーと電磁気学には、深い因果関係があるのではないかと思い至った。

もうひとつ、アマチュア無線などを勉強した人なら必ず知っている、コンデンサとコイルと抵抗の3つの部品。これらも全く相容れない要素を持っている。電子回路は、これらとトランジスタから出来ている。
ただし、トランジスタは別格で、コンデンサやコイルや抵抗になりうることができるため、ここでは除外したい。ここでは要素だけに注目したいのがその理由。それと実物のコイルは、抵抗や浮遊容量をもっていて、コンデンサや抵抗も同様に純粋なものは現実には存在しないことも付け加えておく。

以上の3例から

ラジャス=電界=コンデンサ
タマス=磁界=コイル
サットヴァ=熱・位置エネルギー・重量=抵抗

のように対応するように思えるのだ。

サットヴァの項目だけが「熱・位置エネルギー・重量」と少しあいまいなのだが、負性抵抗だとか反重力といった概念がまだ明らかではないし、重力波か、もっと物質の根本的な要素で説明されるべき電磁波なのかもしれない。

ここら辺が整理されると量子物理で言われる、物質性と波動性の問題が解決するかもしれない。


それで、おもしろいなと思ったのは、3つの要素で作られていて、空間も3つのエネルギー、3つの電磁波でつくられていて、お互いが交わることがないから、空間が3次元として存在できる。ひとつでも欠けるわけにはいかなくて、必ずセットになっているということ。だから、空間が3つのエネルギーの柱で支えられていると考えるととても神秘的だなと。

ひょっとしたら、電磁波は風=エネルギーであって、空=空間は、そのひとつ上の状態というのが正解かもしれない。


ちなみに、仏教は心の要素に重点が置かれているためか、三毒(貪、瞋、痴)として示されている。
でも、この三毒は、ちゃんと上記の3要素に対応していて、
・ラジャス=瞋
・タマス=痴
・サットヴァ=貪
になっている。

ここら辺の期待を決して裏切らないところが、宗教の完璧さ、真理を科学から覗き見たような感じがする。


0 件のコメント:

コメントを投稿