2012年1月8日日曜日

「真空はなにもない」は間違いである

真空というと、学校では、何もないと教えられた。
だから、何もないところからどうやってエネルギーなんて取り出せるんだと考えるのが常識。

でも、本当に真空は何もないのだろうか?


私の中での結論は、
真空は、エネルギーが満ち溢れていて、とても安定した状態である。

微細な領域では、粒子が発生したり対消滅したりを頻繁に繰り返している。
全体を見ると、その総エネルギーはプラスでもなくマイナスでもなくゼロとなるので何も存在しないとも言える。




真空中にガンマ線を照射すると、電子-陽電子の対発生が起こるのである。

ほんとうに何もないのであれば、ガンマ線というエネルギーを加えて、電子・陽電子が発生するはずがないのである。




エーテルの存在は否定されているが、そもそも実験方法が間違っていたのではないか。エーテルの仮定が根本的に間違っていて、微細な状態、あるいは虚質的状態ではないだろうかという検討が入っていなかったのではないか。

そもそも、ニュートリノなど物質を透過してしまう素粒子が存在するわけだから、エーテル存在実験をやり直すべきだと思う。




仏教の五大は、地・水・火・風・空を定義している。
これは、物質のエネルギー状態を端的に表現している。私は、仏教が非常に科学的だったひとつの証拠でもあると思う。

水で考えてみると、

地=氷の状態、
水=液体の状態または水蒸気の状態、
火=プラズマ状態、
風=核の拡散・融合の状態、
空=完全に粒子性をなくして純粋なエネルギー、根源的なエネルギー状態

と定義できると思う。
ちなみに大乗仏教では、空性を最終地点とする。これは大いなるニルヴァーナである。大涅槃である。魂が完全に昇華されてこの状態に至るということである。
仏陀の智恵は偉大である。科学を超えている。



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