2010年11月9日火曜日

スピンドル部の改造計画

ちょっと更新が遅れ気味なので、一気にアップすることにした。

CNCのスピンドルの剛性を高めようと考えた末、大幅な仕様変更することにした。

今までモーターとスピンドル軸とはプーリーとゴムベルトを介していたが、この方法をやめて、モーターとスピンドル軸を直接つなぐ方法に変更することにした。

軸のセンターをあわせるのはかなり難しいので、ちょっとした挑戦でもある。

まず、軸心をしっかりと出しておかないと、振動を抑えることができない。こういう場合は、取り付ける台の部分などはすべて旋盤を使って作ると芯が綺麗に揃う。しかし、スピンドルの保持ケースはすでにアルミパイプで出来上がっているので、これも作り直すとなると少々面倒。だから、スピンドルケースは基本的にそのまま使うことにした。その代わりに調整時点で、レーザー光を使って軸心を出す方法により正確さを確保することにした。

それから、スピンドルの軸径Φ20㎜とモーターの軸径Φ3.17㎜をつなぐカップリングが必要になってくる。しかし市販のカップリングでは、そのような径の違いは扱っていない。
それで、自作することを考えた。
アルミに切り込みを入れたカップリングが有名だが、これを作るためにはアルミ棒に切り込みを入れ必要がある。しかし機材がないため断念した。他のタイプのカップリングもいろいろと加工が複雑そうに見えた。
ここは、ネットでいろいろ調べてみたが、結局は、Monotaroで比較的安価なものが見つかったので軸径Φ3㎜の市販品を使うことにした。
その代わり、20㎜メス~3㎜オスの異型ジョイントを自作することにした。ここでいよいよ先日購入した旋盤の出番である。

以上で設計を終え、材料を手配した。

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