2010年6月14日月曜日

カップリングの作成

アルミのΦ20ミリの丸棒を20ミリの長さに切ったものを購入。

まずは、アルミの丸棒に穴をあける。

ボール盤であけた穴が斜めになる問題があるけれど、実際にどの程度なのか、回避できない問題なのか分からないので、ためしに穴あけをやってみた。

結果として、分かったことは、ひとつには、初歩的なミスで、ポンチ穴が微妙にずれていたり、ボール盤に材料を固定するときにずれたままだったりしていたこと。

ふたつ目は、ドリルを下降させるハンドルを最下点まで持っていくと傾くということ。これはボール盤のハンドルとスピンドル部分の構造からくるもの。ドリルが上の方では安定しているが、下げる量が大きくなると、スピンドルが下に伸びるので、スピンドルを保持している部分が相対的に短くなる。保持部分が短くなるとそれだけ不安定になる。
これは、できるだけ材料とドリルの距離を短くして、ハンドルの操作量を少なくつとめるしかない。ドリルの刃を頻繁に交換する際には、毎回台を上下させなくてはならないので面倒だけど、仕方ない。

それから、改めてボール盤の仕様を見たら、穿孔能力は、金属で13ミリまで、木材だと24ミリまでの大きさの穴をあけることができるとある。以前、MDFに穴をあけたときにすごいズレが出たと書いたが、スペックも見ないで、MDFにΦ30ミリ穴をあけていたのだから、自分自身の無智を見てしまうことに。

ということで、腕の悪さを認めつつ、せっせとアルミ材に穴をあけていく。







できるだけ慎重にセンターをあわせる。バイスで固定するたびに、微妙に位置がずれてしまうので、加減が難しい。







穴あけが終わったら、次はタップでネジを切る。

このカップリングは、細かい加工が多い。









リン青銅板を取り付けるためのM2ネジ用の下穴をあけていたら、ドリルの刃を2本続けて折ってしまった。

仕方なく、近くのOlympicまで1.6ミリのドリルを買いに行ったが、売ってない。ちょっと遠くの大きなホームセンターに行かないと無理だったので、今日の作業はここまで。

カップリングの完成は、次回に持ち越し。

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