2010年6月7日月曜日

レーザーマーカー

CNCを作っていて、MDFの加工をしているにもかかわらず精度が悪い。特にボール盤の穴加工がひどすぎる。板厚21ミリで、斜めに1mm前後左斜め下に 傾いている。

安いボール盤だから仕方ないかもしれないが、なんとかしないとこの後のカップリングなどの加工ができない。
ボール盤の台をたわまないようにつっかえ棒などする必要がある。

この問題の根本解決にならないかも知れないが、ネットで調べていたら、レーザーマーカーを自作されているサイトを発見した。

チャッピーさんのDIY Gallery


これをボール盤につけてみたらどうだろうかと思い、作ってみることにした。

秋月で赤色レーザーと電池ケースを購入。それとレーザー光を線にするためのガラス棒(Φ6ミリ)は北千住の東急ハンズで購入。

レーザーの基板を保護する目的で、手持ちのアルミパイプ(Φ10ミリ)を切断。この中にレーザー本体を入れて瞬間接着剤で固定する。







ガラス棒の切断

ガラス棒の切断。必要な長さの所に、ダイヤモンドヤスリで傷をつける。
ダイヤモンドヤスリは100均で購入したもの。





そして、傷と反対側を両方の親指で押し出すように折る。簡単に折れた。
折れた部分は鋭利になっているので、ダイヤモンドヤスリで角を削る。






100均で買ったΦ30ミリの木のパイプに先ほどのガラス棒を差し込む。
そして、木のパイプ内にレーザー本体も収める。
木枠にタッピングビスを3箇所打ち込んで、レーザー本体を固定。







MDFの端材を適当に加工して、上記のレーザー筒をとりつける。最後に電池をつけて出来上がり。

横から見たところ。





レーザー光の出るところを見たところ。








これをボール盤のベースに乗せて見た。
適当に作ったベースが、やや傾いているようだ。

ボール盤にうまく固定する方法を考えるべく、前後左右のあちこちにレーザーマーカーを当ててみる。

あともう一個あれば、レーザー光をクロスにできる。そうすると、少なくともセンター合わせが今よりも楽になるのは間違いない。

ベースの形状は、ボール盤に取り付けるには、もう少し工夫が必要。
できれば、他の墨だしにも使えるようにしておきたい。

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