2011年4月23日土曜日

CADからNCVCでGコードへ

MBEで作成したガーバーをDXFフォーマットに変換して、そのあとNCVCでGコードに変換しようと考えていたが、結局これは不可能だった。

ガーバーをGコードにしようとすると、そういうフォーマットに変換するソフトが必要だとわかった。
Eagleのような歴史ある基板作成ソフトだと、Gコードに変換するための便利なスクリプトが存在する。そのスクリプトで変換すればGコードができる。

しかし、MBEなどで作った場合に、ガーバーデータを変換するスクリプトをつくる必要がでてきた。ネットで探したが、ほとんど使えないものばかりだった。

スクリプトを書くとなると、それなりの時間がかかりそうだったので、ガーバーデータをもとにして、CADで書くことにした。片面で穴あけなしという簡単な基板だったので、わざわざスクリプトをつくるまでもないし、しばらくしたら、誰かが作ってネットに公開しているかもしれないから。

使い慣れた鍋CADでガーバーを読み込ませてみた。

驚いたことに、配線部分が単なるラインになってしまっているのと、ベタの部分がたくさんの横線で描かれているということだった。
これをスクリプトで変換するのはちょっと面倒だなと思った。

それから、ガーバー出力されているサイズがインチで、鍋CADがミリで読み込んでしまったため、約1/2.513の大きさになっていた。これは、データ全体をスケールアップして回避した。


別レイアーに作成した切削CADデータ。

これをDXFに変換してNCVCに読み込ませればGコードが出来上がる。






NCVCのきれいな画面。Gコードが出来上がった。

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