2011年2月20日日曜日

設計変更

HF-SSTCの設計変更を行った。

まず、X'talオシレーターの周波数を4MHzから5MHzに上げた。
理由は、所有しているスペアナ「GigaSTv5」に使われているPICのクロックが4MHzであるため。周波数が重なってしまうために正確な値が計測できないからだ。

それから、E級アンプ部を1段目と2段目に分けて作ることにした。さらに、1段目は出力を15W程度にアップして、その後ろに3dBのパッドを挿入することにした。パッドをいれることで、結果的に出力は半分の7W程度に落ちることになる。
こうした理由は、パッドを入れることで1段目を負荷変動に強くするためだ。出力の半分はパッドで消費されるが、この部分は変動しない部分なので、2段目の影響を1/2に減らすことができる。
前回1段目を作った際に、はじめは、2段目部分をダミーコンデンサに見立てて作り、その後、正規の2段目をつなぐというプロセスをとった。しかし、開発途中の2段目の影響をモロに受けてしまって、1段目の波形はひどく乱れてしまって、いったいどこが悪いのか分からなくなってしまったということがあったので、一度くみ上げた1段目を安定化させて、ゆとりをもって2段目の開発に取り掛かりたいという意図がある。

それから、仮組みに近い状態で作っていたけれど、もう少し体裁良く作ろうと思う。放熱器も大きくして。

10月末頃から作り始めて、もう4ヶ月になる。かなりハマッている感じ。でも、そのおかげで、回路シミュレーションもできるようになり、E級アンプの設計方法などなど多少なりとも得るものがあったので決して無駄ではないでしょう。

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