2009年11月19日木曜日

三相信号発生器の改造(その2)


昨日、今日と、仕事から戻ってから信号が出力されない問題を修正して、ようやく出力が得られた。

結果として、出力波形はSin波形には程遠いものだ。LPFの出来が悪いのかもしれない。

信号が出力されなかったのは、ひとつは追加したリセット回路。RCで作った簡易な回路だったため、また調整が不十分なのもあるかもしれないが、リセットが解除されない状態だった。リセットは専用ICにするのがいいのかもしれない。とりあえず、リセットなしでも動くので問題はなさそうだけれど。

もうひとつ問題だったのは、FPGAのデータ入力ピンの指定が間違っていたため、データが伝送されなかった。これはかなり初歩的なミスだった。

以上の問題を解決し、PICから希望する周波数を設定すると、周波数が変わることをオシロスコープにて確認。周波数は正確に測ったわけではなく、波形の周期から大まかな状態を確認した程度。

これで一応基本的な部分は出来たようなので、あとは電子ボリュームの実装とLPFを含めて出力波形の検討だ。PDM方式だと、取り出せる周波数はCLOCKの1/10ぐらいかと思ったが、もっと低くしたほうがいいのかもしれない。これはLPFとの組み合わせなど調整が必要に思う。

それから、PICでつくったI/F部は、他にも流用できるので、次に製作予定のパルスジェネレーターなどにも使おうかと思う。

トップの画像は、1波を表示したもので、この左の画像は2波を重ねたもの。







この3枚目の画像は、3波を重ねたもの。ひとつだけ波が低いのだが、これは、オシロスコープの電圧設定が0.1Vと0.5Vの2つしかなく、しかもプローブの1本が壊れていて、かわりに高圧用の1/100プローブをつないだためにこうなっている。実際は同じ3.3Vの出力レベル。

0 件のコメント:

コメントを投稿