ブラシレスDCモーターの起動方法が悪いのじゃないかという疑問がでてきた。
ネットでいろいろ探していたら、良いものを発見した。
3相全波ブラシレスDCモータ用センサレスドライバ
TOSHIBAが専用のドライバICを作っているようだが、これを買って使うということではない。
このICのデータシートを見ていたら、起動方法の説明が書いてあったのだ。
センサレスだと、モータがどの位置で停止しているのか分からない。だから、始動時に直流励磁し、その次に強制転流を行い、設定速度まで回転数を上げるとある。直流励磁は、3相のうち1つ、あるいは2つのコイルに電流を流してローターの開始位置を決めることのようだ。そして、位置決めができたところで、コイルを3相周波数で励磁して、回転させる。設定速度まであがるとセンサレスモードが有効になる。
これを読んでなるほど、と思い、早速、Hyperionモーターに対して直流励磁の簡単なテストを行うことにした。
回転したかどうか分かるように、シャフトにビニールテープを少し巻いた。そして、モーターから出ている3本の線のうち、2線に5Vの電圧を印加した。すると、クルッと回って止まった。2線の組み合わせをいろいろ変えて見た。すると違うポジションで止まることが確認できた。なるほど。フムフム。
この方法をうまく使えば起動できそうに思えてきた。5Vでちゃんと動いているのだから、電源容量の問題だけではないということが分かってきた。
次は、PICのプログラムを書いてみることにしよう。
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