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2016年11月1日火曜日

SQMはマグネットが非常に重要

これまで長い間SQMの再現を試みてきた。
実験を繰り返すううちにマグネットが通常のそれとは違う動きをしない限り無理だと分かった。

1ヶ月ほど前に、「フリーエネルギー技術開発の特徴と種々相」というサイトを見つけ、色々な記事を読ませていただいた。これだけの情報が日本語で読めるということは本当に素晴らしいです。サイト主の方には感謝です。

それで、このサイトの中にVTAに関する記事があり、私がSQMの実験で見落としていた大きな点を発見した。自分自身が全く無智だなと思った。
それは、Sweet氏がマグネットにコンディショニングという特殊な減磁と着磁処理を施したVTAというものを先に作っていて、その応用としてSQMが作られたという流れに気がつかなかったことだった。私はこの記事を読むまでVTAのことは何も知らなかった。

VTAのコンディショニングによって、磁石のコイルに接する面の中心部分が減磁されていて、周囲の磁界変化に簡単に感応できるようになっている。これがあるから、EXコイルが起こす磁界変化に合わせて磁極が磁石の中心から周囲へ振り子の様に揺れて広がったり戻ったりを繰り返す。そのうちに揺れがどんどん大きくなり、磁石の持っているエネルギーが全てそこに集中してくる。よって、パワーコイルに大きな出力が出てくることになる・・という筋書きなのでしょう。

海外では、コンディショニングを行なって実験されている方もいらっしゃる様です。


等方性のバリウムフェライトの入手が困難なこと、マグネットにコンディショニングを行う必要があることを考えると非常にコストがかかることが予想されます。
よって、残念ながらSQMの実験はこれで終了したいと思います。


SQMのアシュレイ版を試してみた

SQM/VTAの実験で、コイルをアルミの角パイプに入れた状態にするもの。

こちらに詳しいことが日本語で書かれている。

アルミ角パイプ120x60x80L
厳密には、マグネットが異方性のストロンチウムフェライトであるとか、パイプのサイズが少し小さいといった点がアシュレイ版と異なる。
でも、アルミの存在がコイル出力に何らかの影響を与えるのかどうかを確認しておきたかったから。


結果は、何も変化を認められなかった。

これで、SQMの実験は一区切りつけられた感じ。

2016年10月31日月曜日

SQMに高圧コンデンサーでハイポテンシャル化してみた

高電圧を作れるようになったので、これを使ってSQMをハイポテンシャル化してみる。

ハイポテンシャル化というのは、場のエネルギーを通常よりも高くすること。
電磁気学でも使われるようになってきたポテンシャルの概念を自分なりの解釈で工学的に使ってみる。

ポテンシャルについては、有名な「アハラノフ=ボーム効果」あたりから調べると分かりやすいのじゃないかと個人的には思う。
このAB効果は磁界のポテンシャルが取り上げられたが、これを拡大解釈して、高電圧でチャージされたコンデンサーの周りに電界のポテンシャルがあり周りに影響を与えるのではないかという仮定である。


高圧用のコンデンサー2個をSQMのマグネットの内側に配置する。
中央のコイルをコンデンサーで挟み、さらにマグネットでサンドイッチにする感じ。

それで、結果は何も変化なし。
見事に失敗です。


2016年4月17日日曜日

マグネットのコンデンサー化

前回、静電気が装置に発生して、その結果として入力電流が小さくなり、出力が大きくなるということが起きているのではないかと考えた。

それで、SQM装置の上下に位置する磁石板をコンデンサーにして、コイルを挟み込んだ形にしたらどうだろうかと、実験してみた。


磁石にアルミ箔を貼り付けてリード線を出す。

コイルに発生した逆起電力をキャンセルするために取り付けてあったフライホイールダイオードのアノードを+電源側から外して、それを上側に配置したアルミ箔のリード線につなぐ。
下側のアルミ箔から出たリード線をグランドアース側につなぐ。
これで、コンデンサにはコイルに発生した逆起電力が蓄えられる。
それだけではコンデンサとしての容量が少ないだろうからと思って、手持ちの0.1μF 1000kV耐圧のフィルムコンデンサを並列に接続してみた。

この状態で実験を行ってみたが、状態に変化はみられなかった。つまり、失敗。


静電気が発生したのではないかという考え方は間違いだったのかもしれない。
磁石が帯電したら、スイートが見逃したりしないだろうなぁ。


では、次はどうするか?

「静電気」発生メカニズムを究明するには、テネモスモーターを作るのが早いはず。作ってみようと思う。




2016年4月1日金曜日

発想の転換とかブレークスルー、いや、昔から電球が点灯することだった

2ヶ月ほどの間、いろんなコイルを作って実験を繰り返したが、成果は得られずにおわった。

一体型で振動を抑えてみた。
PWコイルの巻き数をいろいろ変えた。
等方性フェライト磁石で確認。PWを上下2分割して、PW・EXコイルの巻き数が同じもの。鉄心の有無。


いろいろ作って、思い返したら、同じことをぐるぐる繰り返していることに気がついた。


  • コイルとコイルの同調がポイントなのか
  • コイルの磁力が強くないと駄目なのか
  • 振動が問題なのか
  • PWコイルは上下分割でなければ駄目じゃないか
  • バリウムフェライト磁石が必須じゃないか


さすがに、バリウムフェライト磁石を特注することは無かったのだけれど。


そんなことがあって、実験からすこし離れて、何か目新しいヒントになるようなことが上から降りてこないものかと、気持ちブラブラしていた。


そうして数日後、降りてきたかも。




数年前に見学にいったテネモスのモーターのことが浮かんできた。


テネモスモーターは、動画にもあるように初めは1A以上も電流が流れているのに、時間とともにゆっくりと電流が下がっていき、0Aぐらいになって安定する。
このコイルの消費電流がほとんどなくなるということが、このモーターの最大の特徴だ。
呼吸するモーターとも呼ばれていて、エネルギーの吸収がおきているとの説明も聞いた覚えがある。

このモーターを見学していたときに、ある人が回転している円板のそばに手を近づけて、静電気がすごいよと教えてくれたのだった。
その当時は、あまり気にしていなかったのだけど、これは大きなヒントかもしれない。

「静電気」の存在。


SQM/VTAにおいても入力電流が数μAになるということが資料に書いてあった。
ここ数ヶ月間、自作コイルでこの入力電力が減少する状態をどうしても確認したくて頑張ってきた訳だが、単にコイルと磁石の組み合わせだけで生じるものではないとの疑いが濃くなってきた。それで行き詰っていた訳だが、ひとつ進展しそうである。


つまり、一方は回転モーターで一方は静止型コイルという形の違いはあるものの、動作中は入力電力が極端に減少するという共通点があるのだ。

SQM/VTAでは、静電気に関する記述は見かけなかったが、誰も気がつかなかった可能性もあるだろう。

また、グレイモーターとか、こういうフリーエネルギー装置には、スパークだとか発光現象だとかつきもの。
これらも静電気が関与しているのではないか。。。



SQM/VTAに使われたバリウムフェライト磁石だが、酸化鉄に添加されるバリウムが特殊な作用を起こしているように思う。
チタン酸バリウムというセラミックは、強誘電体として有名なのだが、ひょっとしたら、誘電作用が磁石の中でおきているのではなかろうか?
そして、コンデンサーのように静電気を集めて、溜まった静電気がコイルのつくる磁界と相互作用をおこして、不思議な現象が起きている。。。のではないか?


これは実験してみるしかない。




余談だけど、子供の頃アニメや漫画をみていたら、なにか思いついたときには必ず白熱電球が点灯する様子が描かれていたけど、あれは白熱電球を発明したエジソンと関係があるのかな?


2016年1月17日日曜日

磁石磁界をコイルで遮断する実験(つづき)

どの程度の磁束密度を与えれば磁石の磁束を動かせるのか。
それを確認するための基礎実験。

実験装置


ヒートシンクの上にポリイミドテープを貼り付けて絶縁をした上に回路をつくった。



 菊水の直流安定化電源。
40V9Aまで使えるのだが、上の回路で9Aの上限があるので、今回使用する電圧はせいぜい20Vまで。


 秋月で購入したDDSファンクションジェネレーター。
出力電圧が20Vまで設定できるが、MOS-FETのON/OFFには12Vで十分だった。


 テクトロのオシロスコープ


測定1


つくった回路とコイルをつないで、特性を測定。
出力コイルには25Wの電球が負荷としてつながっている。



 結果は、このグラフのようになった。


測定2


次に、コイルに流れた電流の大きさによって、出力コイルに磁束密度の変化が生じるかを測定する。
それで、9Aまで流してみたものの、出力コイルに電圧は確認できなかった。コイルによって作られる磁界(計算上の磁束密度は最大16.5[mT]となる)が弱いようだ。

さて、どうしようか。。。



オシロスコープで電流波形をよくみると、MOS-FETのOFFタイミングで鋭いパルスが出る。
都合の良いことに、ピークは37A以上になることがわかった。(画像の上側、Ch1)


出力コイルにも鋭いパルスが(画像の下側、Ch2)出ている。つまり、瞬間的にマグネットの磁束が動かされているということだ。

制約ばかりの実験装置だが、思わぬところで実験が継続できた。


結果的に、この実験装置では20A以上でマグネットの磁束がカットされた状態になり、出力が出てくることが確認できた。

しかも、電流の波形に似たような形で出力波形が現れること、
このコイルとフェライト磁石の組み合わせだと、45A程度で最大3.6Vまで出力があり、これ以上電流をUPしても、出力は上がらないことが確認できた。45[A]の場合、計算上84[mT]の磁束密度になる。

磁石をネオジウムに交換して同様の実験を行ってみた。
この場合は、45Aでは少し低めの3.0Vの出力となり、62A程度で3.6Vとなり、それ以上UPしない結果となった。62[A]のときは、116[mT]になるはず。
ネオジウムはフェライトよりも磁束密度が高いため、より大きなエネルギーが必要だということが言えそうだ。

結論

磁石の作る磁界を90度横方向からカットするためには、磁石の磁界と同程度の磁界を投入しなければならない。
フェライト磁石だと、おおよそ40[mT]必要になる。
そして、この実験でつかったコイルなら、電流を21[A]以上流す必要があるということ。






2016年1月12日火曜日

磁石の磁界をコイルで遮断する実験

SQM/VTAというフリーエネルギー装置の原理的なものが少しだけ見えてきたような気がしたので、磁石が作っている磁界をコイルで遮断する実験を行ってみることにした。

実験の概要


図1.電流OFF時
上下2つの磁石を4センチ間を空けて配置する。その隙間の左右にコイルを向かい合わせになるように配置する。

図2.電流ON時
次に、コイルにパルス電流を流して強力な磁界を生じさせ、上の磁石N極から下の磁石S極へと直進していた磁束を四方八方へと拡散させる。この結果、中心の上下方向に通る磁束密度を減少させる。

この電流のONとOFFを繰り返すことで、2つの磁石にはさまれた中心部分では、上下方向の磁束密度が上昇・下降を繰り返すことになる。この中心部分に別のコイルを置けば、磁束密度の増減に感応したコイルに電流が流れるはずである。

ひとつ前のブログ記事にも書いたが、コイルの作る磁界は、おそらく磁石のつくる磁界と同じかそれ以上でなければ、上に説明したような現象は起きないだろう。だから今回は、コイルに40Aを流したい。

直径0.6ミリ程度の細い銅線を使っているので、そこに40Aも電流を流すと銅線が熱で溶けてしまう。だから、細いパルス状の信号をコイルに与えることにする。

コイルの選定

コイルは、以前つくったものを流用することにした。
外径38ミリの塩ビパイプ、長さ40ミリに、UEW0.6ミリを120回巻いたもの。
磁石の磁界を拡散させるコイルは2つ必要なので、これと同じものをもうひとつ作る。
これらはEXコイルのAとBという名前をつけておくことにする。

これとは別に、磁石の中心に配置する出力用のコイルが必要だ。これも以前つくったものを流用する。
同じ塩ビパイプにUEW線1.0ミリを24回巻いたもの。
これはPWコイルとする。

【コイルの特性】

EXコイルA
  • 直流抵抗:.098[Ω]
  • インダクタンス:501[μH]
  • 磁束密度:1.5[mT](直流0.8Aを流して、コイル端の断面中心部で測定)

EXコイルB
  • 直流抵抗:.098[Ω]
  • インダクタンス:530[μH]
  • 磁束密度:(未計測)

PWコイル
  • 磁束密度:0.2[mT](直流0.8Aを流して、コイル端の断面中心部で測定)
EXコイルA+EXコイルBの組み合わせ時
(コイルを同一軸線上で向かい合わせに置き、40ミリの離隔距離をとる。無誘導巻きに近い形)

  • インダクタンス:910[μH]
  • 磁束密度:1.0[mT](直流0.8Aを流して、外側、向かいあっていないコイル端の断面中心部で測定)
※EXコイル組み合わせ時は、配置が無誘導巻きコイルに近いため、互いのコイルが発生する磁束がぶつかり合い、弱めあう。そのため、インダクタンスが下がり、磁束密度も低下したと考えられる。)

印加パルスの計算

上記のEXコイル組み合わせ時には、0.8Aで1mTの磁束密度だった。磁束密度を50[mT]まであげるためには、50倍、つまり40A必要となる。直流抵抗が、0.98+0.98=1.96[Ω]になるので、直流だと80[V]の電圧をコイル両端に印加する必要がある。
しかしながら、手持ちの直流電源装置は最大40Vまでしか対応できないので、とりあえず、いけるところまでとしておく。よって電流は半分の20Aとなる。

コイルには1回のパルスで十分なエネルギーを蓄える必要があるので、充電に必要な時間を計算すると、インダクタンスL=910uHと抵抗R=1.96Ωから、1.87[ms]となった。これがパルスのON時間となる。

次にパルスの周期。
コイルにつかったUEWワイヤーの安全電流は0.8[A]。直流の場合の電流と時間の積がパルスを与えたときの電流と時間の積が同じであれば、発熱による断線は起きない。
電流20[A]で約2[ms]流すので、0[A]を何秒にすればいいかを計算すればよい。
すると、パルスの周期が0.0454秒となる。これは周波数22Hzである。
パルスのデューティー比は4%となる。


回路図


コイルにパルスを供給するための回路を作成。
MOS-FETでスイッチング動作させる簡単なものとなった。

コイルで発生する逆起電力からMOS-FETを保護するためにFRDとSBDをつけた。
しかし、手持ちのダイオードが少なかったために、最大電流は9[A]までとなってしまった。

MOS-FETのソースにつけた0.1[Ω]抵抗で電流を測定する。読みとった電圧値を10倍すれば電流が分かる。






2016年1月4日月曜日

コイルの磁束が弱すぎた

テスラメーターで、コイルや磁石の磁束密度を測定してみた。

フェライト磁石が、異方性磁石の大きいもので70~100[mT(ミリテスラ)]、等方性磁石の小さいもので40[mT]だった。
ちなみにSweet氏が資料に500[G(ガウス)]と書いているので、バリウムフェライト磁石は50[mT]だ。

いままで実験用に作ってきたコイルをひととおり調べてみた。
直流で銅線の安全電流程度を流して静的な磁束密度を測定したのだが、巻数の多いものでも3mT程度で大半は1mT以下だった。

この結果からSQM/VTA装置の実験としては、どのコイルも貧弱すぎた感じがする。
これでは、出力が得られないのも当然だろう。


ちょっと調べてみたのだが、パルス磁場によるフェライト磁石用着磁装置は、1000[V]、1000[uF]で大電流を流して15[kOe(キロエルステッド)]以上の磁界を作るようだ。
静的磁場による着磁の場合は自発保持力の1.5倍というから、5kOe以上。

空芯コイルなので、1[Oe]が1[G](ガウス)で、これは0.1[mT(ミリテスラ)]に相当するから、5kOeは500[mT]ぐらい。

ここまで強い磁石は必要ないけれど、磁石と同程度必要だとするなら、最低でも40[mT]=400[Oe]のコイルが求められる。

したがって、今のコイルの磁束密度を40倍にする必要があり、そのためには電流を40倍にするか、コアを入れるかしなければならないということだろう。


それから、パルス着磁の場合、1回のパルスが500[J](ジュール)のエネルギー量になる。
これも、コイルを作る上で押さえておいたほうがよさそうだ。




2015年12月22日火曜日

原型コイル改による実験の結果

新たに作成した「原型コイル改」で実験してみた。
結果は、何も得られなかった。

実験風景。

実験自体はいつもと同じように行ったのだが、等方性磁石による変化をみたかったので、マグネットなしの状態を比較のために観察した。
そして、結局のところ、磁石の有無による差は何も認められなかった。

その後、いろいろ考察したのだが、

1.フェライト磁石が当時のバリウムフェライト磁石とは別モノ。ゆえに結果が出ない。

FloydSweetさんは、図面に5000ガウスと記していることや、ある資料ではストロンチウムでは磁力が強すぎるため結果が出ないということを指摘されていたことから、磁石が重要なポイントであることがわかる。
ということは、FloydSweetさんは、たまたま使った磁石と作ったコイルのマッチングがベストだったというだけのこと。

2.フリーエネルギー関係の資料は、オカルト好きな人たちによっておかしな方向にバイアスがかかりやすくなっていて、バリウムフェライトが引き起こす特別な現象と考えてしまった。

入力コイルと出力コイルが90度の関係にあるからとても不思議に思ったりしたのだが、これまでの実験を通して理解したのは、決してトンデモなものをつくった訳ではなかったということ。

上記の1と関連するのだけれど、上下に配置した磁石がつくる磁束のカーテンが垂直に配置したExiterコイルの発生する磁力により、左右にゆらされて、その動きが水平に配置したPowerコイルに出てくるだけのことだと。
左右に揺らすExciterコイルがつくる磁力と周波数がバリウムフェライト磁石が作り出す磁束をうまく揺らすことに成功していて、揺れが重なりあって増幅されて大きなうねりとなるから出力に負性エネルギーが発生した。この揺れを誘い出すためにコイルなどの調整が相当難しかったのではないかと思う。

3.別な装置の資料から、アダムスモーターやPODなどと原理は同じと分かったこと。

失敗したから、別な資料をあさったりした訳だが(汗)、SQM/VTAは基本的には、コイルと磁石がつくる負性エネルギーとそこから派生して生じるBMF(逆起電力)をうまく取り出す装置たちと同類で、出力の取り出し方に工夫がされているということだと思う。

それと、SQM/VTAは30年前の装置。バリウムフェライト磁石と空芯コイルをつかって入力が9V動作周波数は50~60Hzで出力を得るものだった。
最近の研究や、傾向として、入力電圧は高い方が良いこと、周波数が高くなっていることが分かっている。使われるマグネット、強力なフェライトやネオジウムに変化してきている。そのほうが、装置として結果が出やすいということなのだ。

SQM/VTAは磁石を使っているところがテスラコイルと全く異なる。しかし、実現している手法は同じなのだと思う。


以上をまとめると、
今主流の異方性(ストロンチウム)フェライト磁石やより強力なネオジウムでも装置は作れるが、その際、入力は高電圧かつ高周波にすること、
といえそうだ。


これまでの経験を生かして、今後は独自で装置を考えていきたいと思う。


2015年12月20日日曜日

原型コイル改

先日3Dプリンターで出力しておいたホビンにポリウレタン銅線を100回巻きつけてコイルを2つ作った。

高周波ワニスを塗ったあと、線が解けないようにホットボンドで数箇所を固めた。
コイルが区別できるように、マジックの青と赤で印をつけた。

■特性

出来上がったコイルの特性は、以下の通り。

【青印】
サイズ:外径50ミリ×40ミリの楕円(内径44ミリ×34ミリ)、幅4ミリ
巻数:直径0.29ミリポリウレタン銅線100回
電気抵抗:3.67Ω
インダクタンス:772μH
重量:12.5g(PLA樹脂ホビン4g弱を含む)
LOG/MAG(10kHz~2MHz/1kHz幅):


【赤印】
サイズ:同上
巻数:同上
電気抵抗:3.66Ω
インダクタンス:788μH
重量:12.7g(PLA樹脂ホビン4g弱を含む)
LOG/MAG(同上):


※インダクタンスに差が出ているところから、ひょっとしたら赤印の巻数は101回かもしれない。
ひとまず、このままで続けることする。




2015年12月18日金曜日

あきらめずに初心にかえって

せっかくバリウムフェライト磁石まで購入したのだから、もう一度原型コイルで実験をやり直してみようと思う。

今度は、Exciterコイル(垂直配置)とPowerコイル(水平配置)を全く同じものにしてみる。
そのために3Dプリンターでコイルのホビンを2つ出力した。

同じコイルであれば、共振しやすい。

外径が50ミリ×40ミリの楕円形にすることで2つを組み合わせてクロスできるようにした。

Exciterコイルの作り出す磁界の振動がPowerコイルに効率良く伝わるはず。

フェライト磁石の台にコイルをセットしたときに、その位置が実験のたびに変わってしまわないようにコイルの保持台もプリントした。

こんな感じ2つを保持。

先日作成したフェライト磁石のベースにセットしてみた。

こんな感じで常に中央にコイルが固定される。

あとは、実験に必要な負荷として、25Wの白熱電球。E17ソケット用の小さいサイズ。


それと、ホビンに巻きつけるポリウレタン銅線は、今回手持ちの0.29ミリを使うことにした。

ちょっと細いかもしれないけど、原型テストなので、大きな出力を取り出す必要もないだろうから。
こいつを先ほどのホビンに100回ぐらい巻きつける予定。



2015年12月15日火曜日

等方性フェライト磁石で実験してみたのだが


入手した等方性フェライト磁石を3Dプリンターで作ったケースに収めて実験を行ってみた。

結果は、これまで行った実験と何も変わったことは見つけられなかった。残念。。。

この磁石は本当にバリウムフェライトなのだろうか?とかいろいろ疑問がでてくるのだが、成分分析なんて難しいし、コイルの作り方に問題があるかもしれないので、今は磁石そのものを疑うのはやめようと思う。


2015年12月8日火曜日

バリウムフェライトを求めて

26ショップさんにバリウムフェライトの在庫を問い合わせてみたら、希望するサイズ(150x100x25.4ミリ)はなかった。
小さいもの(60x14x5.5ミリ)が取り寄せられそうだということなので、これを購入することに決めた。

バリウムフェライトだから磁力が弱いので張り合わせて120x70x11ミリぐらいの大きさにできれば実験は出来そうだ。

とくかく、これで本当に出力が得られるのかどうかを確かめてみないと。

2015年12月3日木曜日

バリウムフェライト磁石じゃないと駄目

1年ぶりの投稿。

時間が少しできたので、また実験をやりはじめた。

苦手な英語資料を少しずつ読み解いていて、今さらながら、とても大切なことを発見した。

・・・

それは、SQM/VTAに使う磁石は、【バリウム】フェライト磁石でないと駄目だという事実。
フェライトなら多分同じじゃないかと考えていたが、甘かった。

購入したものは、【ストロンチウム】フェライトだった。だから、いくら実験をやってみても、結果が出ないのである。

フェライト磁石そのものの詳しいことはWikiを調べて欲しいのだが、一般に販売されている磁石は、強力なものが好まれるため、異方性と呼ばれているストロンチウムフェライトが主流のようで、等方性であるバリウムは国内ではほぼ入手不可能状態。

これは大変困りました。

2014年11月16日日曜日

基礎実験4

次は、EXコイルのインダクタンスを2倍にしてみる。

PWコイルのインダクタンス:約425uH
EXコイルのインダクタンス:858uH、68T

【実験結果】
入力電圧4.2V、周波数745kHz
出力電圧0.9V

【考察】
出力が大幅に減少した。
インダクタンスが2倍の関係では、2つのコイルで結合が生じないと思われる。


実験日:2014年11月15日

基礎実験3

次は、EXコイルのワイヤーを0.3ミリにしてみる。

インダクタンスをPWコイルのインダクタンス(423~425uH)と同じにして作成した。
巻き数は48回になった。

【実験結果】
入力電圧4.2Vp-p、周波数747kHz、電流約5mAp-p
出力電圧1.85Vp-p


【考察】
ワイヤーの太さは関係ない。
それよりもインダクタンスを合わせることが重要。
入力インピーダンスは1kΩ程度になっていると思われる。


実験日:2014年11月13日

基礎実験2

先の実験では、まだインダクタンスに差があったので、誤差1%以内にまで調整してみた。

PWコイルを少し解いて、両方のコイルを409~410uHにそろえた。

【実験結果】
入力電圧4.2Vp-p、周波数771.2kHz
出力電圧1.5Vp-p


【考察】
出力が50%アップした。
周波数は多少上がった。

2つのコイルが結合することで高出力が得られると思われる。
インダクタンスの減少が、周波数アップの原因と思われる。


実験日:2014年11月6日

基礎実験1

同じインダクタンスを持つコイルを2つ用意した。ひとつが50x81ミリ(内寸)でもうひとつが59x72。


PWコイルの外側にEXコイルを配置できるようにしたので大きさが多少異なる。
どちらもφ0.6ミリのワイヤーで長さが14mにした。(約50回巻き)

PWコイル:サイズ59x72ミリ、DC抵抗0.94Ω、インダクタンス約427uH
EXコイル:サイズ50x81、DC抵抗0.93Ω、インダクタンス約415uH
形に丸みを帯びているとインダクタンスが多少上昇するようである。

実験してみた。


【結果】
EXコイル:入力電圧4Vp-p、周波数753kHzで出力にピーク
PWコイル:出力電圧1.04Vp-p

【考察】
入力が4Vp-pと低いのに予想外に出力が大きいのに驚いた。
一方で周波数は相当に高くなってしまった。

実験日:2014年11月3日

Floyd Sweet 氏は何を見たのか

SQM/VTAに関するこれまでの実験はほとんど失敗だった。

原点に戻って、もう一度根本的な部分から見直しが必要だと思う。


ネットで見つけたこの写真を見て、
初期の頃は、このようなとても単純な、2対のコイルをクロスさせてマグネットで挟み込むだけのものだったのかと知る。

では、この初期型で何が得られるのか知りたくなった。

そして150×100×25ミリのフェライト磁石を購入してみた。


2014年8月30日

SQM/VTA実験3

パワーコイルの巻き数が96Tだったので、巻き数を増やしてみた。



ホビンはφ11ミリのアクリル製、長さは41ミリ。
φ0.6ミリ銅線でバイファイラ巻き
巻き数は180T前後、インダクタンスは1本は205uH、もう1本は214uH

【フェライト】
EXコイル1次側:入力電圧11Vp-p、周波数19.593kHz
EXコイル2次側:電圧325Vp-p
PWコイル:出力電圧 260mVp-p


考察:
出力が約7.6倍になった。巻き数比だけなら単純に2倍になるはずだが、それ以上になった。
前作コイルよりも、こちらのコイルの方が、EXコイルとの相性が良かったようである。

しかしながら、11V入力して出力0.26Vではまだまだ小さすぎる。

実験日:2014年8月23日