SlayerExciterの出力を使って、RF側一次コイルとコンデンサによる並列LC回路が共振するように調整した。
次は、一次コイルと二次コイルの位置関係を調整する。これは一次コイルをスライドできるようにしてあるのでRF二次コイル側の出力状況を見ながら決めていく。
スパークギャップを調整して、スパークの発生する回数ができるだけ多くなるようにする。
5連スパークギャップを5個全部使うとスパークがまばらになり時々止まる。4つに減らすと元気よくスパークするのでこれで進める。
小さなネオンランプを二次コイルに沿わせる。その時にランプの光具合で発生している電位の大まかな傾向が分かるようだ。
ご覧のように、一次コイルの近くほど明るく光るが、離れていくにしたがって暗くなり二次コイルの端では点灯しなくなった。
一般的にアンテナでは電位が低いということは、電流が最大となっている。このRFコイルも同じようになっているのだろうか?
二次コイルの方が電流が少ないのだ。電圧は不明というか、測定するのを失念していた。次の機会に測定できるようにしたい。
それで一番気になったのがスパークする頻度で、オシロスコープの時間軸を色々変えてみてみたが、6kHz~7kHz周期で発生しているようだ。
この結果を見るまでは、うまく動作すれば連続した27.12MHzの波がでるものだとばかり考えていた。しかし、6kHzや7kHz周期では十分なエネルギーが得られていないと思う。
一度のスパークで発生する波は750nsぐらいで消滅する。これが連続するには667kHz周期でスパークしてくれないとダメ。となると、今の100倍の回数のスパークが起こせないと波がずっと継続しないと思う。
そんなことを考えながら測定していたら、突然スパークしなくなった。
SlayerExciter単独にすると普通に動くので電源(SlayerExciter)の故障ではない。ということは、またもや半波整流用の高圧ダイオードだろう。もっと電流容量を増やした方が良いのかもしれない。
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