HF-SSTCを作っていて、回路に影響を与えないプローブの必要性が出てきているので、アクティブプローブについて調べてみた。調べると言っても、市販品を買うつもりはなく、やはり自作する方向性である。
なかなか見つからないもので、国内では、わずかに2例を発見しただけ。視野を海外に広げれば、もっと出てきたのだけれど、評価などがよくわからないため敬遠。
①FRMS 用ハイインピーダンスFETプローブ
2SK125を使ったすごく簡単なプローブがここで紹介されていた。もともとはCQ誌2003年3月号に掲載されていた回路らしい。
この回路で問題になるのが、2SK125の入手だ。すでにディスコンなので入手が難しくなってきている。
これについては、TTT/hiroこと加藤さんのブログに詳しく解説されている。
現時点で入手したい場合は、サトー電気(1個167円税込)か、若松通商(1個157円税込)になると思う。
ちょっと高価かな。
あるいは、代替品のフェアチャイルド製J310なら、RSコンポーネンツから5個で240円+送料+消費税で入手可能。
②FETプローブでRFスペ・アナの測定範囲を拡大
2つ目のものは、EDN Japanの記事。こちらはOPA656というオペアンプを使ったもの。記事の内容を読んだだけだが、かなり高性能らしく、市販品と変わらないのではないかなと思った。
これらは、スペアナ用プローブとしても使えるようなので、機会があればぜひ作ってみたい。
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