パーツがかなり細かいので卓上用のルーペで念入りにチェックしながら作業を進めていく。
USB端子をつけたところでノートパソコンと接続確認を行う。しかし、ここでまず躓く。
EZ-USB Control Panelをインストールしたのだが、EZ-USBがきちんと認識されない。どうやらドライバーがうまく登録されていないようだ。
何度もドライバーの削除とUSBの抜き差しを繰り返したが駄目。ネットで調べると同様な現象が起きている人たちもいるようだった。iniファイルに1行追加するとか、どこか別なサイトで使われているiniファイルを使うと動くだとか、書いてあることを試したが現象は変わらず。
最後は、インストールしたEZ-USB Control Panelを削除して、もう一度インストールしなおす。
その間、もう一度基板の半田付けを確認してみたら、ひとつだけ半田がうまく流れていない感じだったのでこれも修正。

(左の画像が出たらOKだ。)
EZ-USB Control Panelのインストールがうまく出来ていなかったようだ。


コマンドプロンプトを立ち上げて、cusbwr.exeというプログラムでロジアナのバイナリーを転送する。
うまくいったみたいだ。
これでカメレオンUSBは完成。次はロジアナ基板の組み立て。
カメレオンUSBはCPLDがはじめからついていたが、こちらのロジアナは全てのパーツをつける必要がある。0.5mmピッチの半田付けなんて初めて。フラックスを塗るとうまくいくとの説明があるので塗る。
以前、どこかのサイトで半田をてんこ盛り状態にピンの上につけておいてから、半田吸い取り線で半田を取り除くとうまくいくんだという記事を見たことがあったので、この方法でやってみた。半田付けはかなり大雑把ながら出来たように見える。ただ、半田吸い取り線の松ヤニが基板についてしまって見た目が汚くなってしまった。それに、半田がきれいに取れすぎでちゃんとつながっているのか少し心配だ。
結局、キットについていた糸半田をつかって少しずつ端子に半田を流し込むことに。
集合抵抗やコンデンサ、ヘッダーピンなどをつけて、ようやく出来上がる。

カメレオンUSBとロジアナを接続。USBケーブルをつけてPCと接続。特に問題なさそうだ。
ロジアナソフトを起動して、動作確認をする。
32chあるのでそれなりに大変。ひとつづつ信号を入れて画面をみる。
う~ん、いくつかのピンで信号が重なっていたり、全然信号が出てこないものがある。簡単なテストなので接触不良もあるだろうから、あとでしっかりと調べることにしよう。

ボードの突起物もほとんどないためかなりコンパクト。
あらかじめ買っておいたプラスチックケースにもぴったりと収まりそうだ。
さあ、このあと、ケースの加工とロジアナ用プローブをつくれば完成だ。
でも、今日はここまでかな。
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