マイニングは電気代がかかるそうなので、ならば、専用チップの方がエネルギー効率が良いと考える人も居たようで、ASICという専用ICチップを作り、それを使うこともやっているそうだ。
このASICマイニングは相当に計算が早くパフォーマンスが良いそうで、PC+GPUでは太刀打ちできないとか。
しかしASICにも弱点、死角があって、一部のコインしか対応できないそうである。それにASICチップを開発するだけで数億円がかかるとも言われるため全てのコインは網羅できない。だから資金がない者は簡単に手が出せる方法ではない。
FPGAマイニングは、GPUマイニングとASICマイニングの中間的存在。GPUよりも計算が早くなり、しかも電気代が安くなる。ASICと計算競争では負けるが、柔軟性が与えられるために対応できるコインが増える。新しいコインへの対応は、GPUよりも敷居が高い。FPGAを使うためにはゲート回路設計ができなくてはならず、HDL言語を知る必要があるという欠点がある。これは一般人にはほとんど手が出せない。
スタートが出遅れた私のようなものには、このFPGAマイニングがちょうど良い方法になりそうだ。
早速FPGAマイニングを調べてみた。
マイニングマシンは国内で2〜3社が販売している程度。おそらく1台数十万円はするだろう。ちょっと荷が重いのでパス。
次に、技術書典の「FPGA×仮想通貨」という出版物を発見したので、早速購入して読んでみた。
これは挑戦してみる価値がありそうだと思った。まず、FPGAボードに使うPYNQ-Z1は秋月電子で販売されているので、3万円程度の予算で始められそうでFPGAマイニングを体験するにはちょうど良いと判断、早速購入した。
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