2017年3月26日日曜日

「日本人のための世界史」を読んで

自分の全然知らなかった世界史に触れることができた。視点を変えると世界史がずいぶん変わるものである。

この本には、大東亜戦争で日本が植民地を解放したという話は一切出てこない。そういう日本贔屓の方にはつまらない内容かもしれない。淡々と出来事だけを並べるとこういう風になるのかもしれない。
でも、戦後教育の自虐史観とか負の影響が一切ないということで、これほど歴史が生き生きとしてくるという事実は面白い。

ただ、事実が明らかになるとその時代時代に生きてきた人間たちの繰り広げることが、色々と腹黒いなと感じる。武力による収奪や、政治的な裏取引、自分たちのために嘘をついて正当化するなどなど。日本も例外ではない。
そして、いつも弱者がひどい目に会うわけで、こういうことはいい加減やめてほしいとな願う。
だからこそ正しい歴史を学んで、そこからどうすればいいのかを考えるということはとても大切。
あと、最終章の「日本書紀」の枠組みにとらわれるなとの指摘は特に重要だと思った。地球視点で見ていきたい。

こんな風に世界史を説いてくれる宮脇先生のような方がいらっしゃる日本に生まれたことに感謝。


2017年3月24日金曜日

フリーエネルギーは先進波か

オーバーユニティ状態になった瞬間、そのエネルギーは先進波として周りの環境から流れて集まってくるのではないか、、、
ということが瞑想中に得られたのだが、これは今後時間をかけて調べていかなければならないことだと思う。

先進波は、物理では必要ないとの理由で簡単に切り捨てられている部分だ。切り捨てられているということは、普通に研究されていない感じ。ググってみたけれど、理論だけで工学的アプローチは見つけられず。

もしもオーバーユニティー現象が先進波であるなら、エネルギーを取り出すだけでなく、素粒子を使って過去や未来を覗き見ることぐらいはできそうだ。
今の日本は、北朝鮮や支那のミサイルに脅されているが、先進波の技術を使ってほんの少し先の未来予測が完璧になるならミサイルを100%迎撃できるようになる。そうしたらミサイルなんてものは全く使えない兵器となってしまうだろう。防衛装備庁もほんの少しの予算でもいいからやってくれないかな。

普通に設計された回路では、決まったエネルギーの動きしか許されていないわけで、それが急にどこからか湧き出してくるというのはとんでもない話である。
でも、先進波として空間から流入してくるということが認められたなら、とんでもないと思っていた思考が限定されたもので間違いだったとなるはずだ。

オーバーユニティーは、通常状態の許容範囲を逸脱した時に起こる。それは例えばスパークの瞬間のような急激な電荷移動だとか、パルス波でコイルを駆動した瞬間の急激な磁場変動だとかが原因で起こる。
通常は過渡状態として振る舞うのだが、それも限度を超えてしまったらサーキットが対応不能となる。サーキットの物理的な破壊が起こらない範囲であれば、足りないエネルギーをサーキットを覆っている空間から借りてくるしかない。とにかく火消しをしようとフィールドが作用する。これがオーバーユニティーと呼ばれる現象なのではないかと見ている。
それで、周りの空間といっても、サーキットの表面のごく一部ではエネルギーが足りない。その足りない時は空間がどんどん広がるので距離が遠くなり、今度は急場に時間的に間に合わない。光速だとしても時間がかかりすぎるだろう。だから先進波の登場となり、空間のかなり広いエリアから初めはごくわずかなエネルギーの波として現れ、最終的には中心部分でとても大きなエネルギーの波になり、フィールドのエネルギー的不均衡状態の火消しをする。

こんなところではないかな。


それで、この100年間ぐらい、電磁気の分野では限度を超えないことを強制されてきたように思う。限定的なエネルギーの利用しかやってないと思う。そういう研究は意図的に潰されるか軍事研究などコントロール下に置かれ秘密裏にやってきたフシがある。だから、真面目に世間一般の常識内で考える人たちが胡散臭いとか言うのだろう。中にはそういう研究を潰したいと思っている連中もいるだろう。
くだらない議論をする前に限界を超えた領域の研究を真面目にやってほしいと願う。


2017年3月23日木曜日

三グナの特徴

3つのエネルギーが三つ巴のような形でバランスを取り合っているイメージ。

3つのエネルギーに差があったとしても、3つのうちの1つだけとか2つという存在の仕方はない。原則的にどれかが完全に欠けているというのは、この3次元世界に存在できないことになるのでありえない。

色の三原色と同じで、3つのエネルギーに差があると、その3つの中のより強い要素が支配的な特徴として現れる。あるいは弱い要素が不足したものが特徴として現れる。

また、色の場合、明暗という要素があるように、エネルギーにも高低があると思われる。
気には正邪があるように、エネルギーの正邪という認識でもいいかも知れない。

この3つのエネルギーのひとかたまりが素粒子と呼ばれているのではないだろうか。
このような仕組みゆえに、素粒子に多様性が生じるのは自然なことのように感じる。

2017年3月18日土曜日

電磁波エネルギーも三つのグナで出来ている

最近分かってきたこととして、とりあえずメモしておこうと思う。

以前、空間は3種類の根源的エネルギーで出来ていると書いた。

3種類とは、ラジャス、タマス、サットヴァである。これらの特徴として、お互いに混ざり合うことはなく、それゆえにエネルギーのベクトル方向が互いに直角となっている。
この性質があるがゆえに、3次元空間が成立する。
だから広大な宇宙の広がりも、この3種類のエネルギーの存在こそが3次元空間を成り立たせていると思う。

そして、今回は電磁波エネルギーである。

それでは順番に説明していこう。

ラジャスとは、動性とか激性と言われる。エネルギーの特徴として、発散性、早い、軽快、破壊的、表面的といったものが挙げられる。
タマスとは、暗性とか鈍性と言われる。エネルギーの特徴として、遅い、重い、隠れる、内面的。
サットヴァとは、善性とか純性と言われる。エネルギーの特徴として、変幻自在、まとわりつく、絡みつくところ。
三グナにはこのような明確に異なった特徴が備わっている。

これらの要素全て明確に電磁気の中に見いだすことができる。ラジャスは静電気、タマスは磁気、サットヴァは、光、振動、熱、運動力がそれぞれ対応する。

静電気は、物と物をこすり合わせたりするとその物体の表面に簡単に発生し、火花スパークを生じさせ、絶縁破壊を起こす。だからラジャスエネルギーであると言える。

磁石など磁気を有するものは、フェライトやネオジウムなどの金属の中にあり、強い力を有しているものの、その磁気力は遠くには届かない。だからタマスエネルギーと言える。

さて、サットヴァとの対応なのだが、これがなかなか特定できなくて分かるまでに時間がかかってしまった。
まず、光だが、空間を移動している光は見ることができない。物質という相手にぶつかった時に初めて認識できる。しかし、ぶつかった時には、おそらく元のエネルギーとは同じものではなくなっている。つまり、量子論の観測問題と同じなのだ。しかし、これこそが善性、純性ではないだろうか。本性そのものは捉えられないが、対象を得ることで変化を観測することができその存在を知ることができる。
次の振動は、気体、液体、固体などの物質の中を伝搬するエネルギー。物質を動かしたり、伸縮させたりして密度を変化させる波のようなもの。そして、物質に干渉することで伝わるため、見方を少し変えるならこのエネルギーは物質にまとわりつきながら移動しているとみて取れる。また、まとわりついているがゆえにロスが生じる。このロスは対象にエネルギーを与えていることと同義である。
熱は、先の振動と同じだ。
運動力は、電磁誘導によって得られるもの。例えば、フレミングの右手・左手の法則によって知ることができる回転運動、あるいはローレンツ力などである。これらも、フレミングであれば円板が、ローレンツ力であればレールの上に置かれた導線など、対象物にまとわりつき運動エネルギーに変化していると言える。
以上のようにサットヴァは、対象となる物質や物体があって初めて認めることのできるエネルギーで、性質も対象によって現象が変わるのでとらえどころがないように見える。しかし、対象を明らかに変化させている。よって変幻自在と考える。

以上が、三グナと電磁波エネルギーとの対応。


さて、このように三グナとして電磁波エネルギーを見ることで、これまで理解できなかった電磁誘導現象などが説明できるようになる。

以前から、どうして磁石は強力な力を出し続けることができるのかが不思議でならなかった。でも、今までの視点が間違っていたのだと気付いた。
ファラデーの単極誘導(単極モーター)の現象がなぜ起きるのか。これについても答えを示せそうだ。
ベアリングモーターなるものが存在するが、これについても同様に答えが出せそうである。

今日はここまで。

2017年3月11日土曜日

新しいスパークギャップを作った

ディロッドの正確な電圧を測定したかったので、70mmステンレス製半球を使ってスパークギャップを作った。


片方の半球はスライダーで前後に移動できるようにして、ギャップ距離が分かりやすいように目盛りもつけた。

このタイプのスパークギャップは、球の半径までなら正確に測定できるようなので、0〜35mmを測定することができる。一般にギャップ長が1センチで約30kVということなので、105kVまで分かる。ギャップ長は最大50ミリまで広げることができるが、その場合の電圧は正確さに欠ける。

ディロッドとこのスパークギャップを接続してみた。
ギャップ長が10ミリの状態で運転。

時々スパークが発生しなくなり不安定なのだが原因不明。起電機のどこかで漏れているのか、ロッド上の接点に使った導電ゴムの調子が悪いのかもしれない。それでも、この10ミリが調子良い。

ギャップ長15ミリにしてみたが、さらに不安定になる。
ギャップ長20ミリでは全くスパークしなくなった。

以上から、このディロッド起電機の発生電圧は、定常運転で30kV、最大45kVということになるのかな?(定常電圧と最大電圧の厳密な測定方法がよくわかってないので。)

A・D ムーア氏オリジナルの放射状ディロッド・ジュニア起電機は定常運転でも60kV以上出るようなので、まだまだ改良の余地がありそうだ。


2017年3月8日水曜日

電流とは、電子の移動ではなく、導線の表面を移動するエネルギーのことである


なかなか良い記事を見つけたのでメモ。

松田卓也先生の「教科書の教えてくれない物理 第1回 電流のエネルギーは電線の外を伝わる」

電子の移動する速度は、直径1ミリの電線1Aの電流を流した場合に毎秒0.1mmだとか。
亀やカタツムリの歩みのように遅いのです。


電子を動かす電磁場のエネルギー 
電流が流れると、電線の周囲の空間には「電場」(電界)と「磁場」(磁界)※が発生します。教科書にも出ていることですが、これが電気の本質で、発生するのが電線の中ではないところがポイントです。磁場はともかく、電場については電線の中で発生していると誤解している人もたくさんいます(電線の中の電場は、電線の抵抗が小さい場合、非常に小さいのです)。この電場と磁場をかけあわせたもの、「電場×磁場」(ただし×はベクトル積)は「ポインティング・ベクトル」と呼ばれ、じつはこれが電流のエネルギー、厳密にいえば電磁場のエネルギーを運ぶ正体なのです。ポインティングベクトルは、くわしく計算すると、電線の外側に平行していることがわかっています。

電子がエネルギーに動かされているのですね。普通は電子が動くから電流が流れると教わるので発想が真逆です。そして、エネルギーが動いているので電流は光の速度で伝わると。

こういうこと、高校や大学でも教えてくれなかったと思う。アマチュア無線の講義でも出てこなかった。
教師の側からすれば、概念で教える方が簡単だからということでしょうけど、その手抜きをした結果が、世の中に事実と間違ったことを普及してしまい多くの問題を生じさせているんだと思う。
何事もまずは疑ってみなくてはなりません。

追記:
高周波の場合、表皮効果といって、導体の表面しか電流が流れないということは大学で習っていました。でも、高周波でのお話で終わっていたので、直流や低周波の電流は導体の中を均等に流れているものだと信じていたのです。このちょっとした違いのような出来事でも場合によっては深刻なミスにつながりかねませんから。