原因は、アンプとコイルのマッチングが取れていないことにありそうだ。アンプの設計上の負荷抵抗は16Ωなのだが、5MHz時のコイルのインピーダンスが16Ωよりもずっと高いように思う。
テスラコイル部分をスペアナで調べてみたが、7MHz付近が一番インピーダンスが低くなるみたいだ。
画像の中央左寄り7MHz部分でピーク(山)になっている。すぐ右隣9MHz付近の山は2次側コイルが作り出したもののようだ。5MHzは谷の部分に当たるので、インピーダンスが非常に高いことが読み取れる。ちなみに4MHz付近の山は、スペアナに使われているPICの出すもののようだから、これは無視。
二次側コイルのタップを切り替えてみても、この7MHzのピークは動かないので、一次側コイルのインピーダンスが影響しているように思われる。
いろいろと測定している途中で、タップ用に引き出した配線と一次側の配線が接触し、そこから発火するということが起きてしまった。
スペアナで確認しながらコイルを巻きなおしてみようと思う。
それで駄目なら、テスラコイルを作り直すことも検討してみたい。
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