テスラコイルとアンテナの関係を調べていて、マグネチック・ループアンテナ(MLAと略す)というものを見つけた。
以前からコイルの共振周波数を測定する際に、何かいい方法はないかと思いつつ、リード線を使って測定していたのだった。
それでこのMLAを見たときに、使えそうだと目をつけた。
受信専用MLAの説明によると、元々は磁界を測定するプローブとして存在していたものが無線のアンテナに使うと電気的ノイズに強くて広帯域で使えるということが分かったとか。
いくつか種類もある様で、50MHzモノバンドMLAの製作にある様な大小2つのループで構成されているタイプもある。
利用目的が無線ではなく測定用なので、受信専用の簡単なタイプでいいと思い、3D無線クラブのVHF帯対応受信用微小ループアンテナの作り方とBCL中波帯対応受信用マグネチック・ループアンテナの作り方を参考にした。もちろん、マッチング回路はなしにした。
手持ちのBNCコネクタ付き同軸ケーブル3mを利用した。材料はこれだけ。
同軸ケーブルは50Ωのものだから、オシロスコープでもネットワークアナライザでもそのまま利用できるので都合が良い。
ここから直径10cmのVHF帯用分を切り取り、残りを直径80cmの中短波帯用とした。
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