■「ZYBO(Zynq)初心者ガイド」の9回目:Linuxカーネルを少しカスタマイズする。
ここでVirtualBoxからUSBを使えるようにした。
ポイントは、SDカードをWindows本体に差し込むとWindowsが自動的にドライブとしてアクセスできるようにしてしまうのだが、この状態だとVirtualBox側からUSBにアクセスできない。
だから、WindowsのエクスプローラーからSDカードを取り出した状態にしておいて、SDカードは取り出さずにVirtualBoxのUSBアイコンからUSB機器のリストを出して対象を選択する。
赤い矢印のところのUSBアイコンを選択
リストからSDカードを選択
これが分かるまでに少し苦労した。この後、
> sudo fdisk -lとすると、SDカードのドライブレターが分かる。
/dev/sdb1 FAT32そして、マウントする
/dev/sdb2 ext4
> sudo mount -t msdos /dev/sdb1 /media/usbマウントしたSDカードにツールでビルドしたイメージファイルをコピーする。
> sudo mount -t ext4 /dev/sdb2 /mnt
> cd ~/work/peta/SimplePS/
> sudo cp images/linux/BOOT.BIN /media/usb/
> sudo cp images/linux/image.ub /media/usb/
> sudo dd if=images/linux/rootfs.ext4 of=/dev/sdb2
■「ZYBO(Zynq)初心者ガイド」の10回目:Linuxのrootfsをカスタマイズする / PythonでHello World
PYNQボード上のPetaLinuxで python と gdb を利用できるようにするのだが、説明通りだとなぜか結果が異なる。ツールの使い方が微妙に変わったのかもしれない。
VirtualBox上のubuntuで
> petalinux-config -c rootfsでpythonとgdbのライブラリを追加する。このあとビルド。
> petalinux-build単純にこうした方が良いようだ。「petalinux -x package」を実行しただけではイメージファイルが更新されなかったし、当然pythonも動かない。
それから、rootfsの設定を変えているので、イメージファイルもrootfs.ext4のサイズが65MBから101MBにアップしていたのは納得がいく。この点が記事の記述と異なった。私のやっていることが、何か間違っているのかもしれない。
しかし、これでpythonが動いたのでこれで良しとしておこう。
■「ZYBO(Zynq)初心者ガイド」の11回目:LinuxユーザアプリケーションでLチカ
「3回目:PSのGPIOでLチカ」でも書いたが、PYNQ-Z1ボードはPSから操作できるLEDが割り当てられていないので、ここでも記事の前半部分はスキップ。
後半部分のPLからLチカはできた。
■「ZYBO(Zynq)初心者ガイド」の12回目:LinuxカーネルモジュールでLチカ
このカーネルモジュールは、PSのGPIOでLチカと同じようなのでスキップ。
あと、残り6回分。予定より時間がかかっているので少し頑張らないと。
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