2010年7月3日土曜日

Mach3でモーター動作テスト(2)

BIOSの設定変更をすることになった。
使っているノートPCは、IBMのThinkpad R40。OSはXP Pro。

「parallel port」の設定は、モードが「Bi-directional」、I/Oアドレスは、「3BC」となっていた。




設定変更後は、モードを「ECP」、I/Oアドレスは「378」に。
DMAが出てきたが、そういう転送モードもECPにはあるのだろうか。







「Power」の設定画面に移る。ここは電源まわりの設定項目で数が多い。

「Power Mode for AC」は 「Maximum Performance」になっているが、「Power Mode for Battery」は、「Maximum Battery Life」だ。




変更後。

バッテリーモードで動かすことはないだ ろうけど、「Power Mode for Battery」を「Maximum Performance」にした。





画面を下にスクロールすると、下から2つ目に「CPU Power Management」という項目がある。設定は「Automatic」になっている。







変更後。
「Automatic」から「Disable」にした。







以上でBIOSの設定は保存して終わり。

Windowsを起動して、デバイスマネージャーを出して、プリンタポートLPT1の設定を確認する。

「ECP」になり、I/Oアドレスが「0378-037F」になっている。






Mach3のMillを立ち上げる。Resetボタンが赤く点滅しているので押下するが、一向に点滅が終わらない。「External Estop Requested」というメッセージが繰り返し表示される。
ここで、またネットで検索。すると、対応方法を発見

Config>Ports and Pins>Inputs から、estopの項目を探し出して、active lowをトグル動作で変更してみる。。

これでResetボタンを押下すると緑になった。

JOG操作でXを押してみる。X軸の数字が少しずつ変わっていく。ステッピングモーターから出る高周波ノイズが微妙に変化している。軸が回ろうとしているようだった。しばらく見ていたら、どうやら回転している様子。でも余りに微小な変化なので分からない。

メイン画面のFeed Rateを6から50ぐらいに変更してみると、ゆっくりと回転しはじめた!!!



ようやくステッピングモーターが回転するところまで漕ぎつけました。
軸についていたギアを外すためにガンガンたたいたけれど、無事動作です。

3 件のコメント:

  1. こんにちは
    最近サーボ機能を持つステッパーとドライバーが組みになったモーターが出ています。
    ttps://bit.ly/2Fwzz3m
    2000円ちょいくらいなのでいいかもしれません。

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    1. 猫村様

      はじめまして。情報のご提供ありがとうございます。
      せっかく教えていただいたのですが、自作CNCは捨ててしまいました。
      恐らくこの先使うことはないかなと思います。
      ごめんなさい。

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  2. 画像は遅れますか?

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