DISRUPTIVE DISCHARGE COILの次なる対策として、電源の周波数を上げてみる。
現在は、ネオントランスを使っていて、周波数は商用電源の50Hzとなっている。
実験中にスパークが起きるタイミングを確認してみたのだが、当然の事ながら電圧の山と谷で発生している。電源の波の一周期に2回だから、10msの間隔で発生している。
スパークパルスの1回で生じた波が長く続き次のスパークパルスまで残っていればコイル内に生じた波がどんどん大きく成長するだろう。しかし、次のスパークパルスが発生するよりもずっと前に減衰して消えてしまう。
このことから、電源を高周波タイプにすれば、パルスが減衰して消えるよりも前に次々とパルスが来る。そしてコイル内の振動波はどんどん成長できるのではないかと考えた。
もしそうであれば、テスラコイルか、あるいはもっと簡単に作れるSlayerExciterでも良いのではないかと思う。
もしかしたら、私の考え違いで、他の何かをすることでコイル内に生じた振動波の減衰が極端に少なくなり、振動が長くつづくのかもしれないが。。。
ちなみにドン・スミスは、電子式のネオントランスを使っている様で、その出力周波数は35kHzだという。
該当する商品を探してみた。しかし、ほとんどが中華製。これは安価だが品質に不安がある。日本のメーカーのものは高価で情報が少ないため保留。
それに本当に35kHzが良いのだろうか?35kHzよりももっと周波数が高い方がスパークの発生周期が短くなるので有利なのではないかとも思った。
だから、まずはSlayerExciterを電源とした実験を行う。
0 件のコメント:
コメントを投稿