この前、フラット化してみたときの状況が↓こんな感じ。
刃があちこちで食い込んでガタガタの仕上がり。とくに板の中央部分が酷い。対応策として
1.Feed(切削時の移動速度)を半分以下にする。
2.刃物の直径が小さいものにする。
3.捨て板の固定ボルトを増やす。
を行い、ほぼ満足のいく結果が得られた。
次の画像が出来上がった状態。
1.の速度は、1200だったのを600にしてみたがダメ。さらに1/4の300まで下げた。Z軸方向の下げ移動は500から250→120→60まで下げた。はじめは1工程の所要時間が6分25秒だったが、最後は約10倍の67分になってしまった。
2.では、直径19.5㎜の刃物から10㎜に変更した。これでスピンドルモーターのパワー不足に起因する嚙みこみが激減した。中華製の6本セット、Amazonで約二千円。
3.捨て板は22㎜厚のMDFだが、振動でたわんでいる可能性があった。それで念のため、デコボコの一番ひどかった中心近くにボルト止めを4か所追加した。
モーターの性能やフレームの剛性不足などがまだ残っているらしく、たまにビビ!ガガッ!と音を立てていたが、仕上がりはあまり気にならない程度だった。
これでようやくCNCが使えそうになったかな。
次はテスラスイッチのローター用パーツ、真鍮板やベーク版を削り出してみたい。
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