2021年2月10日水曜日

2016年に作ったカパナーツェの装置のミスを発見

 2016年12月20日にカパナーツェの実験を行った。そのときのブログ記事はこちらになる。

当時から随分時間が経過して、色々と新たな情報が増えてきた。


それらを読んでいると、中心となるコイルは、無誘導巻きをする必要があることが分かった。

これは大きな発見。というかこういう重要なことに気が付いていなかったのかと思った。(汗)


前回作ったコイルは、単に一方向にぐるぐる巻いただけの普通のコイル。無誘導巻きは、コイルの巻き線の中央部分で巻き線の方向を変える必要がある。無誘導巻きは、ゼロ磁場を形成するので、それがオーバーユニティに導いている可能性が高い。



2021年2月9日火曜日

情報開示(デクラス)で反重力車両とフリーエネルギー装置が開示された

 先頃トランプ大統領の功績でこれまで隠されてきたテクノロジーが公開された。


米国の宇宙軍がTR3Bという空飛ぶ乗り物を77機所有しているらしいとのこと。

Youtubeで「TR3B」と検索すればたくさん出てくる。




この宇宙船TR3Bは、以下の3つのテクノロジーで作られているので拡散して欲しいとブログ記事にあったので、とりあえず列挙してみた。


1)Triangular spacecraft(反重力車両)

2)Zero Point Energy Rotator Transducer and Associated Methods(ゼロポイント・フリーエネルギー装置)
3)室温超電導体


他にもメドベッドなど色々あるが、このフリーエネルギーと反重力については私がずっと追いかけて来たもの。なので思い入れも深い。


パテントが開示されたとしても、我々一般人が自由に使える様になるまでにはまだ少し時間がかかるかと思っている。


これらパテントはこれからゆっくりと見てみたいと思う。



2021年2月8日月曜日

ヘリカルコイルの特性

ヒューレットパッカード社製 ネットワークアナライザE-5100Aを使って調べてみた。

この装置の周波数帯域は10kHz~300MHzまでとなる。


測定対象のヘリカルコイルは、巻き線の長さが一層目と二層目を合わせて205[m]程度。そのワイヤー長さからλ/4となる周波数は380kHz前後。だから頭の中の設計では1MHz以下で利用することを考えている。

よって数MHz以上の特性は、何かの参考になればと思ってとっておくことにした。


1.ワイヤーを1本にした場合

ア)定在波比

コイルはVoltexの電場・磁場を作るためのものと考えているので、まずは上記の2例を接続方法として取り上げてみた。

これは定在波比の測定だから、ゲインが低いほどコイルで多くの電力が消費されているので良い結果ということになる。ここでは被測定物のコイルはアンテナと見立てていることになる。

赤い矢印の巻き線が一層目であり、矢印の方向、トロイダル対して左回りとなる向きを正としている。11A-Bと12A-Bは同じ束として巻いている。
青い矢印の巻き線が二層目であり、矢印の方向は、上記の赤と同じ正の向きではあるが、ねじれがトロイダルの内側から外に向かうため、赤とは各所でクロスする。21A-Bと22A-Bは同じ束。
回路図(a)は赤と青はどちらもトロイダルについて正の方向となるようにつなぐ。
回路図(b)は赤は(a)と同じ正だが、青は逆向き(トロイダルに右回りの向き)とした。

まずは、(a)のゲインと位相の関係


黄色い線がゲインで、青い線が位相。帯域は10kHz~300MHz。全体に右肩下がりとなっている。
こちらは、帯域5MHz以下について拡大したもの。

次は(b)。



帯域10kHz~300MHzの様子。ほとんど横ばいだが、230MHz付近で山がある。
こちらは帯域10MHz以下の様子。7.5MHzあたりに谷がある。

10kHz~300MHzの特性を見比べたらわかるように両者に大きな違いが現れた。

(a)はトロイダルに対して全て左回りとなるように接続しているのだが、1MHz付近で-0.27dBの谷があり、次に5MHz付近で-0.6dBまで下げている。そしてどんどん下げていき13MHz付近で-4.5dB。

(b)は一層目の巻き線が右回りで二層目の巻き線が左回りの接続。1.2MHz付近で-0.4dBの谷があり、少し上がった後に下げて6MHz付近で-1.7dB。さらに、7.5MHz付近で-3.3dB。

とはいえ1MHz以下では、どちらも利得はフラット、似たような特性だということが分かった。

イ)コイル特性

信号がコイルを通してどのように伝達されるかを見てみる。本当の順番なら定在波比よりもこちらが先になるのでしょうが。

(c)の回路

コイルのつなぎ方は上記(a)と同じでアナライザーのつなぎ方が異なる。RF OUT側と入力チャンネルAのライン間にコイルを挟み込み、両方のグランドを直結する。



結線の様子。
帯域300MHzまでの様子。
5MHz以下。
さらに200kHz以下。78.555kHzで谷があり位相が反転。

(d)の回路

帯域300MHzまで。
5MHz以下。193.671kHzで谷がある。
こちらはコイルの結線が無誘導巻き状態なので谷の位置が(c)よりも上にシフトしたのか?

(c)(d)ともに似たような特性。なぜ200kHz以下で谷が出来ているのか謎。







2021年2月6日土曜日

【CNC】捨て板のフラット化ができた

この前、フラット化してみたときの状況が↓こんな感じ。 

刃があちこちで食い込んでガタガタの仕上がり。とくに板の中央部分が酷い。


対応策として

1.Feed(切削時の移動速度)を半分以下にする。

2.刃物の直径が小さいものにする。

3.捨て板の固定ボルトを増やす。

を行い、ほぼ満足のいく結果が得られた。


次の画像が出来上がった状態。

1.の速度は、1200だったのを600にしてみたがダメ。さらに1/4の300まで下げた。Z軸方向の下げ移動は500から250→120→60まで下げた。はじめは1工程の所要時間が6分25秒だったが、最後は約10倍の67分になってしまった。

2.では、直径19.5㎜の刃物から10㎜に変更した。これでスピンドルモーターのパワー不足に起因する嚙みこみが激減した。中華製の6本セット、Amazonで約二千円。


3.捨て板は22㎜厚のMDFだが、振動でたわんでいる可能性があった。それで念のため、デコボコの一番ひどかった中心近くにボルト止めを4か所追加した。


モーターの性能やフレームの剛性不足などがまだ残っているらしく、たまにビビ!ガガッ!と音を立てていたが、仕上がりはあまり気にならない程度だった。


これでようやくCNCが使えそうになったかな。

次はテスラスイッチのローター用パーツ、真鍮板やベーク版を削り出してみたい。