はじめは、ディロッドの軸を直接手回ししていたが、これでは実験し辛いのでモーターを追加した。
手持ちのラジコンプレーン用ブラシレスDCモーターを使った。回転数が早いタイプなのでプーリーを入れてローター部は1/4の回転速度にした。
スパークギャップの間隔が約13mmで放電しているので、おおよそ40kVぐらいは出ていると思う。
ウィムズハーストは2枚のディスクを反対方向に回転させるが、このディロッドはディスクが1枚なので原理的に理解しやすく比較的に作りやすいのではないかと思う。
両サイドにつけた集電子は、ロッドの電荷がしっかりと集められるように横長の26面体にしてみた。
集電子とニュートライザーのブラシは、導電性ゴムを1ミリ角ぐらいに細長く切ったものを使っている。
このために、ブラシがアルミロッドに接触することがモーターに対して大きな負荷になっている。回転スタート時は5A以上の大きな電流が流れる。回転中は1A以下、なので7〜8W程度の負荷。
軸にφ5mmの長ネジを使ったが、これは問題が多かった。曲がっていたり、回転中にたわんだりするので、次回はちゃんと焼入れしたシャフトを使おうと思う。
それとフレームの大半が厚み2mmのアクリル板なので、強度が低く回転中は前後左右に揺れている。これも今後の改善点。
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