昨日、MAGRAV(マグラブ)というフリーエネルギー装置の主要パーツであるキャパシターというものを作ってきました。
友人からの紹介で、ワークショップがあることを知っての参加。
ネットでケッシュ財団の発明が、賛否両論あるのは知っていました。自分はどちらかというと否定派寄りの立場にいました。
でも、いろんな視点から理解していくことも重要と思っての参加でした。
ワークショップを企画された方のグループに関する活動などは、ほとんど興味がないので(せっかく参加させてもらったのだけれど、本当にごめんなさい)ここでは紹介致しません。
あくまでもフリーエネルギー装置の研究が目的のBLOGですので。
ただ、こういった未知の装置が世に広まるには、人類が精神的に進化しなければならないという主催者たちの主張については、まったく同感であることは述べておきます。
さて、キャパシターというものですが、画像のように、コイルをチューブに入れたもので単三電池程度の大きさです。これを3個作りました。
次の画像は、分解したもの。右から、半透明のチューブ、内径φ6ミリのコイル(1.6ミリ銅線を右回転に18回巻き)、コイルの中に入れるガンズという緑色の粉と巻紙とアルミホイル、リード線。
銅線やコイルは、ブタンガスのトーチ(家庭用カセットボンベのバーナー)で表面を焼きます。
焼いている途中で白色に光るところで焼くのをストップして自然冷却。何度か繰り返して表面処理が出来たものを使います。
コイルの中に入れる「ガンズ」という物質の画像。
8~15%の食塩水に陰極に銅コイルを、陽極には鉄、銅、亜鉛のいずれかを使って電気分解したときに析出する沈殿物を、鉄=1、銅=8、亜鉛=1の割合で混合したものだそうです。食塩水よりも海水のほうが良質のものになるとのこと。
そして、次は出来上がったキャパシターの両端から生じる起電力をデジタルテスターで測定。0.6V出ています。昨日作成した直後は0.2~0.4Vでした。それがだんだん成長していくとのことでしたが、本当のようです。波があって安定しないです。
20名ほどの参加者がありましたが、中には1.0Vを超えた方もいらっしゃいました。人によってさまざまです。
それから、私が作ったものは直流出力なのですが、テキストとは逆の極性でした。
話によると、交流で出力が得られる方もいらっしゃるとか。
本当に謎だらけです。
さて、こうして実際に作ってみた結果、これは、まだまだ使えそうにないものだなと感じつつ、
一方で当初疑っていた気持は随分と変わりました。
フリーエネルギー装置の定義にもなると思いますが、私は普通のコンセントやバッテリーなどの代用ができるかという観点でみていました。なので出力0.6Vじゃ使えないという見解になります。
でも、ケッシュを含めた彼らの観点は、空間にはエネルギーが満ちており、それと波動を合わせることで取り出すことが可能なのだということのようです。まだはっきりとした法則性がつかめたものでないし、さらなる研究が必要という見解だと思います。
つまり、私は狭義でのエネルギー装置を、彼らは広義のエネルギー装置だったということでしょうか。
また別の考え方も浮かびました。
フリーエネルギー装置は、一般的な家電を動かす動力源として機能するもの、現代の科学で測定可能なものというもの。実用的でなきゃだめでしょという意見。
もう一方、彼らのフリーエネルギー装置とは、今ある家電や電気で動くもの、あるいは電気エネルギーそのものには、本来波動というものが存在し、その波動を良くしてあげることで効率を飛躍的に向上させるもののようです。
私は現実的で、彼らは未来の夢・理想を追いかけるという違いでしょうか。
根本的な考え方、視点がまったく異なります。
でも、お互い観念的になりすぎて否定しあっててもしょうがない。
10年先を見据えた科学と数百年先を見据えた科学では全然違うでしょうから、両者を受け入れられるように知的でありたいものです。
これで紹介してくれた友人にはきちんと説明できそうです。